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Homecomings "Blanket Town Blues"

2020年12月25日(金)19:30から日本橋三井ホールにて。

2020年では2月のaiko以来の生ライブだった。オンラインライブはたくさん見てきたけど、やはり生音の感触には変えられないと思った。最初のBlue Hourで畳野さんの歌声が入ってくるところで、背筋がぞわっとなって目頭が熱くなった。そして福田さんと石田さんのコーラスが乗っかってきて、脳内がじゅわ〜っと満たされるような気分になり、ライブって最高だな、音楽って最高だなと改めて感じた。メトロノームと合わせて大好きなLighthouse Melodiesをやってくれたのも良かった。

あと、ステージの演出も素敵だった。家具(福富くんの私物らしい)で溢れていて、まるで家の中を覗いているようで、VulfpeckのLive at Madison Square Gardenを思い起こした。開演前にはレコードプレーヤーからBGMが流れていて、一枚が終わったらスタッフさん(社長?)の手で別の盤に変えるという手間がいい。終演後、演者が袖にはける時に最後の福富くんがレコードに針を落としてBGMがまた始まるという演出も含めて、Homecomingsの手作り感を出していていいなと思った。

MCでは、これからも「優しさ」を持ってやっていきたいというような趣旨の発言があって、僕は優しくて暖かい音楽が好きなんだナァ〜ってぼんやり考えた。2021年はもっとライブに行けますように。

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