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応援の循環と稼ぐ意味

おはようございます。

最近はクラウドファンディングなどが身近になり応援という価値観が少しづつ世の中に浸透してきているのではないかと思います。

そんな中、昨日リリースされた中田敦彦さんの新ブランドアパレルを購入しました。

自分はアパレルには疎く、サスティナブルという言葉も深く理解はしていませんでした。

そこで、あっちゃんのYouTube大学でアパレルの大量廃棄の授業を拝見しました。


そして、今回の新ブランド「カールフォンリンネ」の新プロジェクトというプレミアム配信を見たのです。

社会問題を解決するため「世界を変える」という自分には壮大すぎる内容です。

アパレル業界の原価率は15%と言われる中、原価率が65%、とんでもないプロフェッショナルな人たちが作られたものがとても安い価格帯で購入できるのです。

私も会社経営をしているのでこの原価率は普通ありえないことだとわかります。

原価以外にスタッフへの給料やその他の経費などを支払ったらほとんど利益がないのではないかと言うは、この質と世の中を変えたいと言う想いが伝わってきます。

ただ今回、自分がこのプロジェクトを応援しようと思ったのはそこではなく、あっちゃんがこの商品に携わる一人一人の名前とストーリーと共に熱くお話ししてる姿に感動したからなのです。


気づいたらカールフォンリンネのサイトに駆け込んでいました。


そこで、目を引いたのが黒のコート

詳細ページに飛ぶと何と残り一点、、、えっ?!

これは自分を待っていたのと思うくらいのベストタイミング

何とか無事購入することができました。素敵なコートが届くのが待ち遠しいです。

ここでふと考えてみたのは、自分が購入したのは何だったのだろうかということ?

もちろんコートを購入したわけなんですが、元々コートが欲しいと思っていたわけではないので

もしも通りすがりの店頭で同じものを見かけたとしても、おそらく購入はしていなかったのではないかと思います。

自分が購入したのは、製作者の方々の想いを聞き、その背景に携わっている人たちのストーリーによって感動したという経験なのではないかということ。

ものに溢れる時代に今後のあり方を感じる一つのきっかけになりました。


そしてもう一つの発見
これは仕事への価値観の変化です


もちろん質が高くサスティナブルな考えで作られているためファストファッションと比べるともちろん高い価格ではあります。

これは最近、応援しているクラファンなどでも感じた事です。応援と家計という問題が相反するものに見える事。

応援する事と自己犠牲にすることは両立させてはいけないのでは個人的に思うのです。

「何かを応援する」ために「何かを諦める」。
トレードオフの関係性を教育で学んできたような気がします。

ここで少し発想の転換をしてみました。
「何かを応援する」ために「何かで稼ぐ」とシフトするとどうだろうか。

普通、稼ぐとなると自分や家族の生活費、娯楽のためと言う理由が多いと思います。

しかし、今回のような誰かを応援するために稼ぐと言う、活力は目の前の仕事の価値が誰かのためと言う貢献に切り替わるのかもしれません。

お金の使い方で人がわかるとよく言われますが、お金を稼ぐあり方から人としての成長が生まれる。そんな気がします。

そう言っている間に嬉しいことに自分が新しく立ち上げた雑貨を関西に住む友人がECサイトから購入してくれていました。

稼ぐということが悪と捉えられがちな、日本ですがこう言った考えなら少しは変わるのではないでしょうか。

応援する人が応援される
応援の循環が起こる社会はとても楽しい

そんなことを思う朝でした。

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