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彼と遠距離になった

タイトルの通り、ついに彼と遠距離になってしまった。今まではすぐに会える距離だった。会いたいと思えばいつでも会いに行けたし、たくさん会いに来てくれたんだけどな。2024年になって、いよいよ遠距離になるという事実が現実味を帯びてきた。でもやっぱりまだまだ先の話な気がして知らないふりをしていた。当たり前にしていたことが出来なくなっちゃった。会いたいなって毎日思うし、会えないことが寂しいよ。

彼氏がいる時はまだ雪があったのに、スニーカーをはいて遠くに行っちゃった。こっちはまだ少し残ってるよ。

一緒にすることに全部「最後の」ってつけるようになった。そのたびにちょっとさみしくなった。「なんか別れるみたいだね」って言ったら「別れないよ」って毎回言われた。彼が旅立つ前の日、会えないと思ってバイトを入れていた。会えるってわかって後悔したけど、バイト前とバイト後の2回も会いに来てくれた。バイト前に会った時は全然実感がなかったからいつも通り手をつないでお散歩した。一旦家に帰って準備して、バイトに行こうと家を出る時、お母さんに「ばいばいだけどまた会えるからね、大丈夫だからね」と言われた。「そんなの分かってるよ〜」と言いながら家を出たけど気づいたら涙が出ていた。こういう時、いっつもお母さんの言葉が響いて泣いちゃう。全然涙が止まらなくて、早く泣きやめって思いながら無理矢理とめてバイトに行った。バイト中は集中できたから泣くモードも収まって良かったと思ってたんだけど、迎えに来てくれた彼を見たらもうその瞬間からうるうるしちゃった。いつの間にこんなに泣き虫になったんだろう。結局ばいばいをちゃんとしたかったのにずっと泣いてた。彼は我慢してたみたいだったけど、もうほんとに帰る時間になって車のドアを開けようとしたら私より泣き出した。2人で体の水分が泣くなるほど泣いた。今もその時のことを思い出したら泣いちゃいそうだよ。泣きながら「付き合ってくれてありがとう」「好きになってくれてありがとう」と言うたびに、もうひとりが泣くのを繰り返してた。そういうことを言わなければ泣き止むんだけど、それでもありがとうの気持ちをお互いが伝えたかった。それくらい大好きだった。

会えなくなってからの彼は、毎日私の写真を見ているらしい。会えないのがさみしくて気を紛らわそうと写真を見ているらしいんだけど、みるともっとさみしくなって泣きそうになっちゃうらしい。かわいいねって思いつつ、そんなに好きでいてくれてるのが嬉しい。遠距離になって、社会人と学生のカップルになった。彼は平日休みで私は土日休みだし、会うためには飛行機を使わないといけない。簡単に会えなくなったけど、それでも彼のことはすごく信用している。近くにいれた数ヶ月で信頼関係を築けたと思っている。

これは前からなんだけど、お互いのことを疑わない。100パーセント信頼し合うことは難しいことだけど「もしかして」と勝手に想像して不安になるのは相手に失礼だと思う。こまめに連絡を取り合うこととか、相手に聞かれなくても誰とどこに行くよって言うことが大切。あとは自分がされたら嫌なことを相手にしないこと。最初の方は彼の何気ない行動や言動にムカついてイライラしたり、傷ついて泣いたりしたこともあったけど、こういうところ気になるし私にされたら嫌じゃないの?って話すと「やだ、、嫌なことしてごめん」って直してくれるから今は不満もなにもない。お互いに相手を思いやって過ごしてるから遠距離で不安に思ったことがないのはとってもいい事だと思う。本当にさみしくてそれだけが苦しいんだけど、会えるのがもっとうれしくなるよって言ってくれたから会える日を楽しみにしてるよ。

会えるまであと○日って毎日日付が変わると話したり、今まではしてなかった電話を2日に1回はしたり。ビデオ通話でルームツアーをしてくれた。頑張って作ったごはんの写真を送ってくれてかわいい。仕事が始まったばかりで大変だろうに休憩の時は毎回LINEくれて、仕事終わったあととか夜もずっと連絡をとっている。遠距離ならではのことだねって、これも思い出だねって話せるようにしたいな。遠距離を終わらせて同棲して結婚するってなぜかもう決めてる彼。考えるのが早すぎるけど、それだけ好きでいてくれてるのがわかるから安心して遠距離できてるのかもしれない。会えるまでのカウントダウンをしながら、もっと好きになってもらうためにかわいくなるんだ。

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