近況

140字にまとめられなかったけどツイートをツリーにするのもなんかアレなので読みたい人だけ読めたらいいやと思ってこちらに書き散らかします。


端的に言うとさまざまな理由で精神的負荷が限界を超えました。結果、表面化した症状としては声が出ない・突然涙が止まらない・記憶が飛ぶ(突然街なかにワープしたような感じになる)・極度の自己嫌悪・極度の罪悪感・希死念慮などです。
声が出ないに関しては「え、でも全然声出してVRCできてるやん」「こないだも番組出てたやん」ってツッコミがあると思いますが、それは"zen"という役を演じているときだからです。上手く言えないんですが、例えるならば電話に出たときに「あっ、お世話になっておりますぅ!はいぃ、はいぃ♪」って数トーン声が高くなるいわゆる"営業ボイス"を出しちゃう人いると思うんですが、そんな感じで精神を"zenという人"に切り替えたときは声が出ます。でも、その役を降りたとき、例えば日常ではなにか言葉を発しようとするとものすごいストレスや恐怖で声が出ない状態です。

zenという人格は、気づいていない人もいると思いますが、"私"ではありません。例えば「美少女で、魔王で、ツンデレで、ゲームが好きで…」という設定のVTuberさんの中にいるのが当たり前ですが美少女の魔王ではないように、zenという人は(多少は"中の人"の性格が透けて見えるとはいえ)私自身ではないんですね。
zenは私が作った「優しくて、マメにモデリング相談も返信して、礼儀正しくて、情熱的で、ロマンチスト」というある種私がそうなりたかったキャラクターです。乱暴に言うなら「いい人ぶった、SNS用の人格」です。そして、それを演じ続けていること自体に莫大なストレスを感じていたんだなぁ、というのを最近すこし自覚したような気がします。
zenという人間を演じていることが嫌!というわけでは全くありません。私が憧れた優しくて真面目なキャラクターなので、その人になっているときはとても気持ちがいいものです。
ただ、zenという人が交流範囲を広げれば広げるほど、中の人である私は「zenのフリをずっとしていなくては。本当の自分を知ったら失望させてしまう」という恐怖と不安というストレスがどんどんどんどん増えていって、気がついたときにはzenアカウントで鬱ツイを漏らしてしまう(=キャラクターを破壊してしまう)という自分が一番やりたくなかったことをやってしまっていました。

その頃にはなんとなくもう「鬱っぽいツイートをたまにする」みたいなのもzenのキャラクターに包含してしまえば許されるかな、みたいなことも考えていたんですが、「いや、でも鬱ツイとか普通見たくないでしょ……しかもキャラ崩壊とか最低じゃん…我慢しろよ自分…zenはもう人間じゃなくてコンテンツなんだから…」とぐるぐるしてしまったり。やることなすこと全てが結果自己嫌悪につながる、というような精神的な負のスパイラルが出来てしまって、そうなると落ちるのは早かったわけです。


支離滅裂ですが、私はそんなことも理由の一旦で最近すこし精神的にキているので、しばらく安静にしたいと思っています。

勢いに任せて余談ですが、モデリング動画が途中で止まっているのは(私の怠惰ももちろんありますが)具体的な理由があります。一番大きいのは、モデリングのできる人たちからの「初心者が未経験者に曖昧なことを教えるな」という声。これについては正直「ド初心者が適当にこうやってこうやったらできました〜^^たのしかった!みんなもやってみてね!(これが正しいやり方かは知らんけど)」というていで作った動画が「Blenderを始めるならこの動画が絶対オススメ!」「初心者はここから始めよう!」って言われるような立ち位置になるとは1ミリも想像してなかったんです。なので先達方が「なんで初心者が人間キャラからモデリングしようとしてんの?ドーナツからやれよ無謀すぎるでしょバカなの?」「ありえない。やり方もグチャグチャ。正しいやり方から教えないと大変なことになる」「しかも何でこんな動画が初心者にオススメってバズってんの?」などおっしゃるのもすごく分かるし、何より「適当なことを教えてしまっている」ことは私が一番自覚していて、それに対して猛烈な焦燥感と罪悪感をずっと感じています。
反論するなら「その"正しいやり方"を誰も教えてくれなかったから、必死で自分で頑張ってなんとか(やり方も出来栄えもグチャグチャだけど)カタチになった様子をせめてこれから始める人たちが同じ苦労をしなくていいように動画にしたのであって、そんなこと言うならあなたがその"正しいやり方"の動画を作ってくださいよ」という気持ちが無いといえば嘘になります。私は未だにモデリングに関しては教育を受けたことがない(ググって試行錯誤して失敗と気付きを重ねて少しずつ頑張っている)ので、この"正しいやり方"動画はぶっちゃけ私自身めちゃくちゃ見たいです。
でも、動画を作る大変さは身をもって知っているので、そう簡単に「じゃああなたが作ってくださいよ!その正しい講座とやらを!」と言う気にはなれないですし、「初心者が人にものを教えるな」の反対は「ベテランが教えろ」ではないですよね。

という感じで、第4回をアップロードした頃に「曖昧なこと教えて責任とれるの?」という発言を見てしまったフックがあって、そのとおりだなあ…と非常に罪悪感に苛まれてしまい、その後現在にいたるまで講座を続けることが出来なくなっていました。
最近になってモデリングの大先輩に上記のことを相談することができたのですが、結果「次に上げる動画の冒頭で「これは私が初心者ながらにやり方がグダグダって分かってるけどなんとか一応骨通したら動いたぞ〜!みたいなていでやってる動画である」っていうことをエクスキューズする時間を入れて、そのあと講座を続けたらそれでいいと思うよ」って言ってもらえたので、そうしよう…と思っています。
甘えは百も承知なんですが、前述に出てきた「初心者が適当なことを教えるな」ってひとも、これを見て「ああなるほどね、これは初心者が生き恥を晒すことでこれから挑戦しようとしている人たちに勇気を与える動画なんだな」と理解してもらえれば幸いです。


というような、いろんな罪悪感や不安、孤独、zenという人格を自分から分離するための精神的負荷、など様々なものが重なってしまい、完全に自分のヒューズが吹き飛んでしまったので、休養したい。
ただ、病んだ人は休養の仕方もわからない(病みあるある)ので、強制的に自分を休ませるために心療内科をさっき予約しました。ひとのちからを借りて健康になろう。


みんなは幸せでいてください。

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