「アランの幸福論」はなぜ有名になったのか

やっぱりkindle unlimitedって最高だなぁと思っているわんこふです。
17個くらいサブスクを使っているんですけど、たぶんkindle unlimitedが一番コスパが良いんですよね。

昨日はkindle unlimitedで「アランの幸福論」を読みました(下のリンクはエッセンシャル版です)。

実はアランというのはペンネームで、本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ(1868-1951)といいます。シャルティエさんはフランスで生まれ育ち、学生の時には哲学を専攻しておりました。

卒業後は教師になり、高校で哲学教師というものを務めていました。そこで有名な卒業生を何人か輩出することになります。

それだけではなく、シャルティエさんは本や新聞記事をたくさん書いていました。この時に使っていたペンネームがアランです。

Wikipediaを見てもらえれば分かりますが、かなり精力的に哲学・政治学・美学などに関する本を書いています。

新聞記事(論説やコラムみたいなもの)も毎日原稿用紙2枚程度の文章を書いていました。

どれくらいの数を書いていたかというと、1914年までには3078編、さらに大戦後には約2000編を複数の新聞や雑誌に書きました。

かの有名な「幸福論」はこうした記事から93編をピックアップしてまとめたものです。

つまり「幸福論」はアランのベストアルバムなのです。

何が言いたいかというと、創作物は量が大事ということです。
数少ない創作物を作って、それをヒット作にできるのはほんの一握りの天才だけです。

「アランの幸福論」は5000編以上の記事があったからこそできたものなのです。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ということわざがありますが、まさにその通りだと思います(シャルティエさんが下手な鉄砲だという意味ではありません)。

ヒット作を生み出せる人と生み出せない人の大きな違いは量です。
自分の好きな分野でとにかく量を意識して、たくさんのアウトプットを生み出しましょう!

以上、わんこふの日記でした🐾




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