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保険証は来年秋に廃止するべきか否か

<<概要>>
一部野党が健康保険証廃止の見直しを迫ったのに対し、政府は来秋の廃止方針を譲らなかった。

<<解説>>
来年の秋に保険証が廃止され、マイナ保険証(マイナンバーカード)に一本化されるというスケジュールに対して反対の声が出ていますが、私は予定通り進めるべきだと思います。仮に現在の保険証とマイナ保険証の両方が使えるという状態が続くと、マイナ保険証の読み取り機器の導入を渋る診療所が出てきて、利用者は保険証とマイナンバーカードの両方を持ち歩かないといけないという状態になりかねないからです。

そもそもマイナ保険証の方が明らかにアドバンテージがあります。なぜなら、マイナポータルで医療費やお薬の情報、健康診断情報をいつでも確認できるからです。また、マイナ保険証なら病院での受け付けも楽だし、自分が同意すれば、今までに使った薬の情報や、過去の健康診断の結果を医師と共有することができます。自分で説明したり、お薬手帳を持ち歩くよりも負担が少なく、なりより情報が正確に伝わります。患者だけでなく、医師側も負担が少ないでしょう。

マイナンバーカードに関しては不安がある人もいるでしょうが、今年の秋までに情報の誤登録がないか総点検する予定です。それに、マイナンバーカードの読み取り機器が不具合を起こしても、その時は現在の保険証と同じように使えばいいだけで、なにも問題ないでしょう。繰り返しになりますが、マイナ保険証の導入は予定通り進めるべきだと私は思います。今日は以上です。

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