追悼の思いをよせながら考えたこと

昨日の夕方、何時頃だったろうか。

うちの前の大通りを救急車とパトカーが何台も通っていった。
すぐ近くの駅で人身事故があった時も似たような感じだったが、今回はヘリまで複数飛んで来るので、「ひきこもり家族」の私たちもさすがに気になる。

ベランダに出てみたら、今まで見たことのない白い車(救急車とパトカーの中間のようなやつ)がサイレンを鳴らしながら大通りを西へ向かっているところだった。

車体には目立つ青い文字で大きく…「BLOOD」

それより小さく「血液」…

しばらくして、またサイレンが響いた。今度は一台の救急車がゆっくりと、うちのマンションの角を曲がって裏道の方へと走っていくのが見えた。

交通量の増えてきた大通りを避けて同じ現場に向かっているとすれば、現場はうちからかなり近い場所ということ。

別件の可能性もあるが、しかし、相変わらずヘリの音は不気味に響いている。

近くで尋常ならざる何かが起きているのは確かだった。


今朝になって事故のことを知った。

マンション地下駐車場の事故で4人の方が亡くなった。

予想以上に近い所だったのでショックを受けた…

ネットニュースをチェックした長女と、あれこれ話した。

長女「自力で脱出して助かった人がいるって!」

明暗を分けたのは何か? たまたま脱出口に近かったとか、運かもしれないが、そうでないかもしれない。
何事も常日頃からの備えが肝心、有事の際のシュミレーションをしておくべきだろう。

長女「早く走れるようにダイエットすべき? あと筋トレも…」

建物に入った時は必ず脱出経路を確認するとか、空気に少しでも異変を感じたらすばやく布で口や鼻を押さえるとか? 一瞬の判断が生死を分けるかもしれない…

「うわー ハンカチ持ち歩かなあかんなー」(スマホしか持ち歩かないので、毎度「ハンカチ・ティッシュ・財布・家の鍵くらいは自分で持ちなさい!」と母親に注意される人)

長女「ストレッチャーで運ばれた人は、ジェスチャーでまだ他の人がいるって伝えたらしい。うっわー…しゃべれへん状態やねんな…」

思考力はあっても、声に出して伝えるまでにはさらに何段階もハードルがあることは何度も経験済み。(お産の時を含み)


痛みを10段階で、自宅で痛み始めた頃を1として、病院到着以降いちばん痛かった時、さっきの薬を飲んだ後、そして今はどのくらいか、それぞれ数字で示せって言われた時はしんどかったわー。自分の返事の正確性が処置の判断に関わってくると思うと余計に。

そりゃ医師にしてみれば「とにかく痛いんです! 10段階評価とかどうでもいいんで早く何とかしてください!」って言われても困るんだろうけど。(そんな長くしゃべれへんけど。)

痛み、不安や恐怖が脳を占めてるから、考える方にまで手が回らない。

私「ほら、バンタンのあれと同じ、ジェットコースター乗ってぎゃーーーーなってる時に頭使うの難しいやんな。」

あと、全身麻酔から覚めかかってる時のこと。
あれこれ考えることはできていて、家族に「帰っていいよ」と言おうとするんだけど、言葉を発することができなかった。何度も言おうとしたけどダメだった。

この時の具合の悪さときたら、まるで拷問で… いつか詳しく書こうと思う。

全身麻酔は2回経験しているが、2回ともそうだった。私の脳は全身麻酔との相性が良くないのだろう。まれにそういう人がいる、と医師も言っていた。

ストレッチャーで運ばれた人も、似たような状態だったに違いないと思う。そんな中、「あそこにまだいる、助けてくれ」と伝えようとしたこと、その人たちは助からなかったことを思うと… いたたまれない。

二酸化炭素が猛毒であることは漫画(ハンター×ハンター、亜人…)のおかげで知っていたが、血液は… 

救急車には輸血用の血液常備してるよね?

いつだってどこにだって予測不能な危険は潜んでいるけど、危険な目に遭う可能性は人によって違うだろう。現場の作業員さんって事故の確率高いかもしれない。

今回の事故、どんな作業をしていたのか詳細は知らないけど。

亡くなった方、遺族の気持ちを思うと、本当に気の毒だ……

「だから… もっと勉強しなさい、って世の中の親は言っちゃうんだよね…」と言う長女は、いわゆる難関大学を出て企業に就職したものの、毎日つらいから会社辞めたい、お金はそんなに要らない、体動かす仕事がしたい、水族館で働きたい、農業やりたい、花屋になりたい、ビーズ作品メルカリで売りたい、漫画描きたい、と、いろいろ人生模索中。

ヘリは今朝も飛んでいた。

ご近所で起こった痛ましい事故。

私が感じたこと、思ったこと… そこから帰結したことは、

「生きとるうちに頭は使わんば!」だった。

そうね、自分を幸せにできるのは自分だけ。

命あるものは必ず死ぬ。

その時まで最大限の努力をして、丁寧に一生懸命に生きなければ。

と、今まで何度思ったことか!(笑)

つまりね、悔いが無いよう生きるべきで…
やっぱり、「進撃の巨人」の最終話を読む前に、これまでとおんなじように、ちゃんと丁寧に読み込んで感想を書き残さなあかん、ってことよ。

めんどくさがらずに、頭使おうよ~。

いよいよ完結!ってなって、世間様からのネタバレが怖くなって、慌てて33巻以降の4話分をネットの英語版で読んで、あれ?訳おかしい、どころかページぐちゃぐちゃ、ダメじゃーんこれって、息子にオフィシャルのやつネット購入してもらって読んで、初めての別マガ(「別マ」って言うと別冊少女マーガレットだからね)ゲットするために夜の街や早朝の街さまよってリアタイ気分って舞い上がってたけど。

これまで通りにやろう!


1,新刊を読む前に既刊分を読み直す
   ↓
2,これまでに書いた感想を読み直す
   ↓

3,読む直前の感想を書く
   ↓

4,新刊を読む

   ↓

5,読後の感想を書く

   ↓
6,気になることがあったら読んで確認、また書く
   ↓
7,4ヶ月たって、そろそろ新刊が出る頃になる
   ↓
1に戻る、以下繰り返し


これまで、4ヶ月に一度の単行本を楽しみに生きてきた私。「進撃の巨人」は私にとって、欠くことのできない「生き甲斐」のひとつだった。

最後の総仕上げとなる「第138話までを読んだ感想」を書き上げないうちは、まだ第139話を読むわけにはいかないのだ。


書きかけだった第69話の感想の続きもしっかり書きたい。昨日ブログ更新したあとに、いくつか思いついたことがあるので。

そうだ、感想の予告をメモしておこう!(自分のために)

リヴァイの母親とミカサの母親の違い。

アッカーマンは純粋で一途で優しい。(つおい!)
ミカサも同じ。
ミカサはサロメ。サロメよりすごい。
ユミルの微笑み。なんであのコマにユミル描いたん?
自由、だよ、自由。
ユミルほどの奴隷はおらん。永遠に奴隷やん。
エレンが目指したのはユミルの解放なんちゃう?
「外の世界に人類がいたことにがっかりした」のは本当やろうけど、それでも、エレンはずーーっと「巨人がいない世界」にしたかったんちゃうの!?


ユミルがジークでなくてエレンを選んだ理由は、安楽死か繁殖かって話じゃなくて、

ジークは「俺は王家の人間だ。俺の言うことを聞け!」で、エレンは「もう誰の言うことも聞かなくていい、お前は自由になれ!」だったから、私はそこの違いやと思ってたけどな~。
ユミルが囚われていたその相手はフリッツ王ちゃう、あのニョロニョロやん。
(なんでユミルが王を助けたのか… 「愛」とは言いたくない。けど、愛っていろいろやから… 自分が死んでもかまわないから相手の命を救いたい!って思うことさえ希なのに、あの場面で咄嗟に動けるのって… 「愛」という他に何と言えばいいのか、私は不勉強ボキャ貧なのでわからん…)


うん、ほんまほんま。

エレンが死ねばニョロニョロも消えるんちゃうか~
ユミルは解放され、巨人もいなくなる、ジャンも人間に戻る!

めでたしめでたし
という、私でも思いつく安易な結末に、あの諫山さんがするわけない、とは思うけどな。

あ、いっぱい書いた。
正確性を気にせずテキトーに書くの楽しいわ(笑)
あちゃー、固いから少し置こうと思ってたハーゲンダッツ、完全に溶けてもーた。

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