(投げ銭)初押しを狙う短期トレード手法ー簡易版

色々やってきたが、最近改めていろんな手法の成績を見てみると、初動飛びつき買い、初動初押し買いが一番簡単で儲かるとの結論になった。

FXをはじめてまだ全然技術がなかった頃、下がってるチャートを監視に並べて、上がりだした瞬間買って、下がったら即切りという手法で稼いでいた。

PCも一台だけで特に深く考えてもいなかったが、この手法は正しかった。

このときはバイナリーもやっていたが、口座凍結や出金拒否が怖くなってFXのデイトレに徐々に移行。

ただ、大学を卒業して働き始めて日中の監視は難しく、帰宅して数時間しかチャートを見れない。

そうなると、ずっと見てることが前提の手法は避けるようになり、スイング前提のポジをデイでとるという考え方で買い、すぐ上がったら売って、結果的にデイになる、というのが一番効率がよかった。

チャートも一日中見ることはほとんどなく、他のことしながら合間にFXをやるくらいのバランスになった。

ただ、買いタイミングが変わってやはり難しい点になるので、可能なら目についたもの片っ端から買ってみるのは悪くなかった。

しかし、FXは通貨ペア数が限られているので、スイングにしてしまうと初動から狙っていかなければエントリー数が少なかった。

そんな時に仮想通貨が流行り出し、通貨がかなり増えた。
そこで、自信あるもの以外は上値に飛びつくのは避け、初動で上がった後の日足で見ての最初の押し目で5日線を目安にして適当に買い、上がらなければ損切りという手法に切り替えた。
これが一番パフォーマンスがよく、かつそれほどの労力やストレスを伴わない。

デイに関しては高値になるほど動きがよくなってやりやすいのだが、やはり下落リスクを考えるとロットが入れにくくなる。

そこで、押さずに上げそうな場合はその銘柄に入れる最大ロットの3分の1から5分の1程度を上値買いしてしまい、状況に応じて買い増し、ナンピン押し目買いでロットを調整する。
このバランスに落ち着いた。

あとは利益を伸ばすほど儲かるのだが、仮想通貨に関しては下落も早いので、平均買値から自分の狙う値幅によって適当なところで半分利食いして、買値を割れてもすぐにマイナスにならないように調整することで保有しやすくする。

その他はデイを中心にし、得意銘柄で2回目3回目の押し目を狙う場合はロットを落としていくようにする。
最近はこんな感じでやるようにしている。


ー留意事項

  • 低時価総額の仮想通貨スイング、為替FXの押し目買い戻り売りを想定

  • 低時価総額の仮想通貨がロングのみなので基本ロング目線で書く

  • 仮想通貨以外は、ショートはロングの真逆で考えて良い


4時間足、日足、移動平均線を見て、初動後、いったん高値更新が止まり、5日線に向かって下落するあたりが初押しっぽい場面である。

2024/1/10 BTC/USD 1h

上昇トレンドの最初の押し目で買うイメージ。
最初の押し目を初押しと呼んでいるだけで、2回目や3回目の押し目を拾ってもいいが、リスクが増えてリターンが減る。
あと、初押しは大体5日線あたりが目安だが、2回目以降は20日線や75日線など、どこまで押してくるかわからないので戦略を立てづらい。

4時間足か日足の5日線の上かつ、分足で下げ止まった後のヨコヨコあたりで買いを入れる。
ここでダブルボトムや逆三尊などを形成しているとより良い。
5日線より下まで押した場合はあまり勢いが強くないので、割れて短時間で上に戻らない場合は除外、買っていれば損切りする。
慣れていない場合、エントリー後安値更新した場合いったんロスカットして、再び安値を大きく割らないヨコヨコになったら買う。
安値更新というのは下げ止まってないということになり、下げても前回の安値を割らないところで止まってヨコヨコになり、その後上に抜けるというのが反転パターンの基本である。
そうでないパターンはたくさんあるが、ほぼこの基本パターンの応用である。
原則として、押し目になるか下落していくかを完璧に見極める方法はない
ローリスクハイリターンではあるが、大きくとれるかは押し目の後、高値を抜いてあがっていくかどうかをみないとわからない。
初押し後に上がるものの、高値は抜けずにいったん調整にというケースは多いので高勝率は望めない。
勝率ではなく期待値を追う手法。
バイナリーでも使えるが1分足ベースで5分エントリーなど工夫する必要がある。
どの銘柄が高値を抜いていくのかをチャートだけで分析して見極めるというのはかなりの難易度である。
予想する必要はない。

(その辺のマインドセットはこの記事に書いたのでよかったら読んでください↓)

自分で調整できるようになるまでは、ロスカットは利食い目標と同じ幅を設定するものとする。
慣れたら利益の幅を少し大きく、もしくは半分だけ利食いして残すなどして利益を伸ばしていくのがいい。
最初は一定幅(目安3%以上)上がったら利確することを繰り返す。
損切りは機械的に素早く。
慣れたらエントリー時にもロットを数回に分けたりする。


売買を判断するときに使っている簡易判定項目
1, OBVがチャートの形と似ているか
2, 日足、週足で安値圏であるか
3, レジサポラインをブレイクしているか
4, フィボナッチの範囲は適切か
5, バンドウォークしているか
6, RSIが70以上か

FXの場合細かい部分は考えず、これらを総合してありかなしか判定し、問題なければすぐに打診する。
慣れれば5分もかからない。
打診した後に詳細を調べて分析していく。
押し目狙いならそこまで急がなくていいので、総合的に判断する。
なるべく多くを満たしていればいいという程度の目安で、必ず全て満たす必要はない。


1, OBVがチャートの形と似ているか
OBVは出来高を見るのに使う。
価格が急上昇する時にOBVも急上昇し、ヨコヨコの時にOBVもヨコヨコになっている必要がある。
(出来高に関しては言語化が難しくて面倒なので気が向いたら書きます)

(↓この記事でちょっと書きました)


2, 日足、週足で安値圏であるか
日足チャートを見て見える範囲の最安値に近いか、最高値に近いか。
安値に近いほどリスクが低い。
高値圏の押し目でも稼げると思うけど、そもそも「初押し」ではないのでリスクが増えてリターンが減るだけ。
時間軸によっては週足も確認する。


3, レジサポラインをブレイクしているか
レジサポラインとは、注文が密集している価格帯や何度も反発している価格帯のこと。
単なる目立った高値や安値のことではなく、ローソク足と出来高まで見る必要がある。

(↓この記事でちょっと書きました)


4, フィボナッチの範囲は適切か
5日線と合わせて下げ止まりの目安として使う。
61.8〜78.6くらいで止まってヨコヨコになると想定する。
50とかでも狙えるが、この手法とはロジックが少し異なるので除外。


5, バンドウォークしているか
ボリンジャーバンドのσ2でバンドウォークしていれば初動である可能性が高い。


6, RSIが70以上か
RSIは買われすぎ売られすぎの逆張りで使われるが、初動の場合は70以上を継続している可能性がある。


デイトレの場合は、例えば日足を1時間足に置き換えるなどで良いが、数分単位のスキャでない限りは日足は見ておいた方がいい。
ただ、テクニカルやなんやで判断しての売買は短期ほど難易度は高い。
好きなら研究してもいいけど、先回りを狙ういたちごっこだから終わりはない。
そんなのより初動に近い大きな流れを狙って小さくとる方が簡単なので、デイトレをするにしても日足レベルの大きな動きの中で行うことを勧める。


今回の記事は以上です。
気が向いたら感想などリポストしてください。

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