【速報】悩み、終わらない説有力

みなさん、悩んでますか?

絶賛、私は多くのことで悩んでおります。
 ・彼女ができない
 ・しらずしらず増えていく脂肪
 ・やまない頭痛
 ・物わかりのわるい上司
 ・今後のキャリアの展望
などなど、まったく尽きる様子がありません。
これ以外にも山ほどあるんですけど、ドス黒い塊みたいな悪臭をはらんだ「毒」しかはかなくなるので止めておきたいと思います。

私は割と普通な家庭で育った、と思っているのですが
いろんな人から見ると、特殊だったようです。
だからなのか、子供のころからよく悩んできました。

幼少期に母親が離婚した時には、
「明日食べるものがなくなったらどうしよう」
義理の父がアルコール中毒だったときには
「殺されたらどうしよう」
大黒柱だった祖父が死んだときには
「明日から財産を守るにはどうしよう」
妹が荒れて家がぐちゃぐちゃになった時には
「どうやって家族として成り立たせよう」
などと悩んだものです。

こういう悩みにずーっと浸ってきていたから
むしろ「悩みがない時が来ると不安になって、それを悩んでしまう」ようになってしまいました。

悩みって、普通じゃない?

そんな「お悩み体質」の私ですが、
「悩み」って絶対ついてくるものだと思います。
悩みのタイプは3つあると思っていて、いずれも「生きている限り」発生する可能性が極めて高いからです。

1.時系列変化による悩み
今までとは異なることを今後しなければならないという悩みですね。
誰かが死んだら、その機能を誰が負うのかは重大な課題で、悩ましい。
「何かをあたらしくする」というのは極めてストレスです。
それが好きじゃない、望んでいないタイミングであればなおさらです。

2.他者から身を守るための防衛的悩み
何らかの脅威、リスクをどのように対処するのかというのは
個人にとっても組織にとっても「悩み」ですね。
防災や防犯、組織であればBCPなど対応ツールはありますが
どのような守り方をすればいいかは、人を惑わせます。

3.自分の内面からくる禅問答的悩み
この3つ目が一番つらいやつです。
「自分の人生なのだから自分で決めなさい」みたいなやつがこれ。
上記の1(時系列変化)や2(他者脅威)がない状態であっても、
自分自身がなくならない限りは、なくならない難問です。
なんで自分のことなのに分からないのか?といわれても
「へへっ」って浅い笑いをするしかないぐらい、
まったく決着がつかない悩みです。

我悩む、ゆえに我あり

生きている限りは何らかによって悩んでしまっているのです。
「悩みがないということを悩む」なんていうのは
ばかげていることかもしれません。
でも、それでさえ我々は受け入れるしかないのだと思います。
僕の尊敬するリリー・フランキーさんは笑っていいとものテレフォンショッキングでおっしゃっていました。

「戦争なんてなくなれ!って思った5秒後にはセックスしてぇなーって思うのが人間なんすよ」(大体こんな感じ)

瞬間瞬間に大義や義憤に駆られて、衝動的な悩みが生まれて。
でもそのあとバカみたいなこと考えて。
で、また真面目なことを悩んでる。
そういう「悩み」を受け入れて、生きていこうかなと
今は思ってます。
あしたはどう思っているかわかんないですけど。

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