見出し画像

JR西日本のGoTo専用きっぷで交通費を圧倒的に節約する方法

GoToトラベルについてくる地域共通クーポン

飲食店で使おうにもコンビニかチェーンしかなく、かといって電車やバスにも使えないし…

と思っていたら、JR西日本が良いものを出してくれました。

その名も、自由周遊きっぷ


なんと地域共通クーポンを使わないと買えないという新しいパターンで、逆に普通に買うことができません。

それゆえか?、JRが出すフリーきっぷとしては
類を見ないくらいのお得度となっています。


お得度ヤバすぎ問題

画像1

これ。
やばくないですか?

1日乗り放題じゃないですよ? 2日間ですよ??


京都~大阪の片道で600円ぐらいするのに、
④の京阪神区間乗り放題で1500円だし。

⑥の和歌山なんて、和歌山~新宮の乗車券だと3740円します。
それがこの切符だと2000円。

(特急券は別途購入が必要ですけどね)

しかも2日間有効なので、和歌山~新宮を往復すると、
正規料金なら7480円。この切符だと2000円。

大事なことなので2回言いました。


列車+ホテルのツアーだと使うことはないかもですが、

ツアー設定の無い近場旅行だったりで、ホテルしか割り引き効かなかった!
でも交通費も節約したい!

って時にはめちゃくちゃ使えると思います。これ。


唯一の困った点

ただこの有能きっぷ、ひとつ困ったところを挙げるとすると、

地域共通クーポン(紙)を1枚以上使わないと買えない

という条件の部分ですね。


たとえば、大阪発の新宮1泊2日旅行に行くとします。

画像2

この切符が使えるとお得に行けそうですね。


しかし。
地域共通クーポンをもらえるのは、新宮の宿に着いた後

ということは、往路の段階ではこのきっぷが買えない、
ってことになります。

流石にもったいなさすぎるな……

こんなに有能なきっぷがあるのに片道は正規料金を払うなんて……。


そんな悩める人(と自分)に向けた、往路からこの有能きっぷを使い倒すための方法をこちらにまとめておきます。



往路から自由周遊きっぷを買うために


手順①
買いたいきっぷの条件に当てはまる府県に前泊する

たとえば先ほどの和歌山県周遊きっぷの場合、
地域共通クーポンが使えるエリアに「和歌山県」が含まれていないと、買うことができません。

画像3

下にちっちゃく書いてますね。

つまり「和歌山県」、もしくは隣接の「奈良・大阪・三重・徳島」に宿泊してもらった地域共通クーポンじゃないとこのきっぷが買えないので、

そのいずれかの地域に前泊します。

そして地域共通クーポンを1枚以上ゲットします。


該当の府県に住んでいる人は、家の近くのホテルでもいいと思います。

自分も家からほど近い宿をとってみました。

画像4

ちなみに3400円以上のプランで泊まらないと
地域共通クーポンがもらえないので注意。

なので、上の画像が最安値ですね。

ちなみに、じゃらんは最近狂ったように1200円クーポンを出してくれるので、簡単にこんな料金で泊まることができます。


画像5

1010円しか払わないのにクーポンはちゃんと1000円分ついてくる。

今回は使い道もハッキリしてるし、
マジで実質10円で泊まれる計算に……。


手順②
前泊で得た地域共通クーポンできっぷを購入

まあ、あとは旅行当日にきっぷを買うだけ←

ちなみに、自由周遊きっぷは購入場所も限られているので注意!

画像6

和歌山県版だとこの5駅のみ。
地味にトラップです。

大阪で前泊して和歌山に行く場合、
当日は和歌山駅で下車してきっぷを買うという流れになります。


Q & A

Q. 前泊で逆にコストかかってない?

A.
じゃらんクーポンとか使えば自分みたく実質10円で泊まれるし、家から近いなら負担も少ないかと思います。
あとは前泊にかかる費用と、このきっぷを往路も使えるお得度との比較になるかと。


Q. きっぷ買うために下車するのは面倒じゃ?

A.
あくまで交通費を節約するための方法なので、多少面倒なのは仕方ありません。
それに京阪神とか都会版の切符の場合、乗り換えもあったりでどうせ電車を降りるってパターンもあるでしょう。


というわけで、皆様も良き節約移動ライフを。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?