事務局長の任期がたった1年って、す・ご・い・なぁ…

Facebookでこんなのが回ってきて、

うわー事務局長の公募ってすごーい、何ができるんだろう? ワクワク

と思ったんですよね。

もちろん、わたしにはそんな資格はないんですが、
リンクをクリックして中身を見てみたわけ。
すると…

雇用期間:平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間

に、目がクギ付けになった。

…は? 

「上野を文化芸術を軸としたまちづくり、国際的な文化芸術都市とすべく総合的な取り組みを行ってい」くプロジェクトの事務局長の任期が1年間?

もちろん、契約延長はあるのだろう。だが、こんな大きなプロジェクトの事務局長の暫定任期が1年ということは、自分が離任する「かもしれない」以降のことには責任取れないし、それを視野に入れて思い切って長期計画を立てたとしても、将来性を見据えた審議なんか誰もできないではないか。

これはなにか、「事務局長として1年間頑張ってください。あとはあなたのご遺志、いや違ったご意思を残った我われ職員が引き継いでやりますので見守ってください!」ってことか?

…これ、税金投入するんだよねぇ? いいんか、そんな中途半端なことで…?

同種の実行委員会事務局長の経験をお持ちの方は歓迎いたします。

とあるんだが、もし、「最初の1年でいろいろ教えてくれれば、後は我われがなんとかできると思います!」とか思っているのであれば、あまりにも能力や職能の蓄積を持つ人をバカにしすぎじゃないですか?

正直な話、スキルや知識や経験がある人が興味があったとしても、1年後の自分がどうなっているのかわからなければ、こんな大役引き受けるでしょうか? ヒトの夢とスキルを食いつぶすのもいい加減にしましょう。

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