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チベット・東トルキスタンの悲劇と憲法9条

■チベット・東トルキスタンの悲劇
 チベットと東トルキスタンは人民解放軍が侵攻し中国に併合された。その後は民族性を否定され民族性教育を奪われている。憲法9条信者はこの現実を無視している。独立の運命を奪われた現実を見るべきだ。

■無意味な憲法9条
 憲法9条が素晴らしい価値ならば世界は採用している。現実は軍隊で独立を護らなければ侵攻を受ける。古代ギリシャ世界のミロス島は非武装中立を選んだ。仮に侵攻を受けた場合は「アテネかスパルタに救援を求める」方針だった。

 現実は厳しく頼りとしたアテネとスパルタが戦争を開始。これでペロポネソス戦争(紀元前431-紀元前404)になる。さらにアテネは、戦略的価値が高いミロス島を予防占領した。

■ルクセンブルクとベルギー
 ルクセンブルクは建国時に非武装中立を選んだが、第一次世界大戦・第二次世界大戦でドイツの侵攻により占領された。ベルギーは永世中立だったが第一次世界大戦・第二次世界大戦後でドイツの侵攻により占領された。

 
■チベットと東トルキスタン
戦略的価値が有れば占領されるか侵攻される運命。東トルキスタンはソ連に支援されたが、人民解放軍の侵攻で地図から消された。ソ連は南下政策として東トルキスタンを利用したが中国により頓挫した。

チベットは中国共産党が必要だと認識したことで侵攻を受け併合された。国家戦略として必要と認識されたら侵攻を受ける。これが現実。

■憲法9条は無価値
 憲法9条に価値が有るならチベット・東トルキスタンの悲劇は生まれない。民族性を奪われる悲劇は生まれない。憲法9条が素晴らしいと言うならば、中国共産党に採用させれば良い。そしてチベット・東トルキスタンに平和的な独立をもたらすことだ。

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