米、兵員数百人のサウジ派遣を準備 イラン情勢緊張受け

米、兵員数百人のサウジ派遣を準備 イラン情勢緊張受け
https://www.cnn.co.jp/usa/35140069.html

紛争も戦争も単独では行わない。必ず味方になる国を複数用意する。味方を複数用意してから紛争や戦争を行うのが基本。

だがトランプ大統領の様に土壇場で攻撃中止すると、全ての準備が無駄になる。アメリカは国際社会の抜け穴を使い先制攻撃できた。だがトランプ大統領は、ゴール目前でスタートラインに戻った。これは小さな紛争を大きな戦争にする。

今度はサウジアラビアに一個大隊規模の500人を派遣する。これは典型的な戦力の逐次投入。外交的にはイランを怒らせるだけ。これでは無駄な緊張を高めて交渉など行えない。

制限戦争論:キッシンジャー(アメリカ)
「交渉と戦闘は段階的に推進すべき。戦略の目的は敵政治意志の譲歩であって敵軍の撃破ではない」

類似には制限戦争が有る。トランプ大統領は北朝鮮・イラン・中国に使っていたが途中から止めている。イラン用の制限戦争ならば1個空母打撃群の投入が必用。そうでなければイランに譲歩を求める戦力にならない。

トランプ大統領は、「少なすぎ」・「遅すぎ」の典型例。

このニュースはイランを怒らせるだけ。イランはアメリカと交渉しない。

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