文化庁審議会に問題有り

■違法ダウンロード対策
文化庁審議会が違法ダウンロード対策の方針を公開すると、ネットでは反対意見や混乱が出た。違法と合法のラインが曖昧で、悪くすれば大半が違法行為になる。

■混乱の原因
ネット利用者が混乱する理由は政府方針が現場行動を規定すること。軍事から見れば上級司令部が戦場指揮官の戦術を規定している。これでは任務を達成したが大損害は確実。

司令部の悪い命令 :「攻撃せよ」・「防御せよ」
司令部の正しい命令:「敵を撃破せよ」・「某地を奪取せよ」・「制空権を確保せよ」

悪い命令の場合 :戦術を制限する。
正しい命令の場合:目的か目標を命令する。

上級司令部は戦場指揮官に目的か目標を命令することが正しい。何故なら敵を撃破する戦術は攻撃と防御が有る。これを選ぶのは現場指揮官。上級司令部が戦術を規定すれば、戦場指揮官の行動を制限する。

文化庁審議会の違法ダウンロード対策は、上級司令部が戦場指揮官の現場行動を規定したことと同じ。

■専門家を無視
違法ダウンロードに対処するのが目的。ならば弁護士とネットの専門家が戦場指揮官に相当する。弁護士とネットの専門家が違法ダウンロードの現状と手法を把握し対策を見つけ出す。

だが政府方針なのに現場行動を規定した。だから現場を無視した規定なので混乱する。これは命令方法を間違えている。

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