インドとパキスタンは砲撃戦だけ

■インド軍とパキスタン軍の交戦
 インド軍とパキスタン軍はカシミールで交戦中。だが他の地域まで戦闘は拡大していない。さらに砲撃戦だけで接近戦は行わない。見た目は派手だが、双方が戦争に発展させることを回避している証。

■兵科の機能から見る
 兵科の機能から見れば、土地を占領できるのは歩兵のみ。だから歩兵が敵地に進出し占領するまで勝敗は決まらない。

兵科の機能
歩兵:正面攻撃・占領機能
騎兵:側面攻撃
砲兵:正面防御

インド軍とパキスタン軍は空爆か迫撃砲・榴弾砲による砲撃に限定されている。これは遠距離からの砲撃で、歩兵が接近して戦う状況になっていない。インド軍とパキスタン軍の戦闘が激化する証は、両軍の歩兵が敵地まで進出して戦闘した時。

■砲撃戦で民間人に死者
 砲撃戦で民間人に死者が出た。何日も経過して民間人が巻き込まれることは次の可能性が有る。

可能性1:双方の練度が低い。
可能性2:着弾修正をする偵察兵を派遣していない。

 迫撃砲・榴弾砲は遠距離から敵を攻撃する。だが風や地球の回転の影響で誤差が出る。これを解決するのが偵察兵を用いた着弾修正。敵陣地を狙って誤差が大きいと民間人を巻き込む。

推測:双方は偵察兵を用いず座標を手がかりに砲撃している。

 着弾修正をしながら別の場所に着弾するなら練度が低い。これなら民間人を戦闘に巻き込む。推測だが、双方は着弾修正無しに座標を砲撃しているだけ。これなら民間人を戦闘に巻き込む可能性が高い。

■双方は損害回避
 インド軍とパキスタン軍は戦闘拡大を避けている。それに遠距離攻撃は損害回避を目的とする。その結果偵察兵を用いた着弾修正をしない。代わりに事前に得ている敵陣地の座標めがけて砲撃している。

 こうなれば何処に落ちるか判らない。風次第で大きく外れてしまう。戦闘で民間人が巻き込まれる原因だと思われる。

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