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チベット人とウイグル人の人権を無視する国連

■中国共産党の横暴を黙認する国連
 中国共産党はチベットとウイグルで人権無視を行っている。だが国連は中国共産党の人権無視を黙認している。中国共産党は仏教・キリスト教・イスラム教の寺院を破壊しているが、証拠映像が世界に流れても国連は動かない。

 国連は人権を看板にするが、チベット人・ウイグル人・中国のキリスト教徒が人権を否定されても中国共産党を批判しない。人権の総本山とも言える国連が動かないのだから、チベット人・ウイグル人が世界で中国共産党への圧力を訴えても効力は無い。

■世界人権宣言テキスト
 国連は人権を用いて各国を批判する。日本も国連から批判されたが、中国共産党の様な寺院破壊や人権否定などしていない。それでも日本は国連から批判された。中国共産党はチベットウイグルで寺院を破壊しているが、それでも国連は動かない。

世界人権宣言テキスト
https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/document/bill_of_rights/universal_declaration/

宗教否定や寺院破壊は第二条と第十八条違反。中国共産党は仏教・イスラム教・キリスト教を否定し、民族性や宗教の自由を否定していることは明らか。だが国連は中国共産党の悪行を先頭に立って批判したことがない。

■対象国を選ぶ国連
 国連が中国共産党の人権否定を黙認するのだから、チベット人・ウイグル人が世界で真実を訴えても効力は無い。何故なら国連が中国共産党の人権否定を擁護しているからだ。国連は正義の印象が強く、国益で動く各国の行動は悪の印象が強い。

 そうなれば各国が中国共産党を批判しても、政治的対立で終わってしまう。さらに各国の思惑で、貿易で中国と関係が有れば強く批判できないのが現実。だからチベット人・ウイグル人が世界で訴えても効力が無い。

 国連は国境の壁を超える存在だが、仮に中国共産党から買収されていたら動くことはない。中国共産党が国連のスポンサーになるので、中国共産党の人権否定を黙認する理由になる。

 そうなれば国連は、人権で批判する国を選ぶ理由になる。スポンサーではない国を批判して国連が人権の番人だと宣伝できる。裏ではスポンサーである中国共産党の人権無視を黙認。これが国連の真の姿なのでは?

■国連は外堀
 中国共産党が城の本丸だとすれば、国連は本丸を守る外堀。チベット人・ウイグル人が人権問題で中国共産党を批判しても、国連の外堀が存在するから効力を持たない。各国でデモを行っても存在をアピールするだけで終わる。

目的:達成
手段:敵軍撃破
方法:自軍の養成

 戦略の中身は目的・手段・方法。海軍ならば自艦隊と基地ネットワークを造成することが方法になる。次に敵艦隊撃破と敵基地ネットワークの破壊が手段になる。敵艦隊を撃破することで目的である制海権を獲得できる。

この基本から見れば、敵の戦略は手段を破砕することで達成できる。戦争史は敵の手段破砕を追求しており、手段を破砕しなければ目的を達成できないのが現実。

これまでチベット人・ウイグル人は何年も中国共産党の人権無視を訴えてきた。だが効力が無いも同然。その理由は中国共産党の手段を破砕していないからだ。中国共産党の手段は国連であり、国連こそが中国共産党を守る外堀になっている。

だからチベット人・ウイグル人は手段破砕の対象を、中国共産党から国連に変えるべきなのだ。国連が中国共産党の人権無視に加担していることを批判し、国連を直接批判することで国際社会の目を現実に向けることができる。

■人権で国連を批判すべきだ
 国連の人権重視は事実。だが国連は中国共産党の人権無視を黙認している。ならば国連を人権無視の共犯として批判すべきなのだ。国連も馬鹿ではない。批判の対象が国連になり、人権無視の証拠を出されたら、国連は人権無視の共犯として裁かれる。

 国連は批判の対象にならないから安心している。だが国連が直接批判されることになれば、中国共産党との関係を断ち切る必要性に迫られる。つまり保身のために外堀を止めさせるのだ。

 だからチベット人・ウイグル人がデモを行い批判すべき場所は国連施設。国連施設で国連の人権無視を訴えることが望ましい。

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