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中国共産党流不景気対策

■批判される中国
 中国はテロ対策としてウイグル自治区でテロリストを逮捕。聞こえは治安維持だから良いのだが、中身を知られると国際社会から批判されるようになった。国際社会の基準ではテロリストではない民間人であり、対テロを名目に民族性を否定していると気づかれたのだ。

新疆で「テロリスト」1.3万人逮捕 中国政府、批判に反論
https://www.afpbb.com/articles/-/3216327?cx_part=top_category&cx_position=3

■民族性抹殺
 中国は易姓革命の歴史だから、人が集まれば易姓革命の種になる。だから中国共産党は人を集める伝統を嫌う。その一つが宗教。宗教は命令しなくても人を従わせる力を持つ。それに対して社会主義・共産主義を命令しても受け入れない。

 宗教は命令しなくても人が集まり崇拝する。だが中国共産党は崇拝されない。中国共産党は命令しなくても集まり崇拝する伝統が怖い。何故なら指導者が命令すれば中国共産党を打倒する可能性が有る。

 ならば伝統は中国共産党の敵。強制収容所で伝統を否定し民族性を抹殺する。そして中国共産党を神として崇拝する洗脳が行われる。神として崇拝するなら中国共産党を崇拝すれば良い。これが中国共産党の「社会主義・共産主義に適合した宗教」だ。

■ウイグル人は労働力
 世界は不景気だが中国経済は耐えている。中国経済は1990以後から急速に成長した。中国は世界の工場と呼ばれたが、それは低賃金労働が売り。これが中国経済の牽引力なのだが、本当にこれだけだろうか?

 中国共産党はウイグル人を100万人前後強制収容所に収容しているらしい。彼らはテロリストとして収容され、民族性を否定する教育が行われている。同時に強制収容所で職業訓練を行っている。

 ウイグル人の知識人でも職業訓練として強制収容所に送られる。職業訓練が不要な人材でも強制収容所で職業訓練を行うのは何故だ?

 それは強制収容所が工場であり、無賃金で働かせて利益を得るための工場。強制収容所送りの基準は労働に耐えられる年齢と体力。これだけでテロリストとして逮捕し、強制収容所で働かせているのでは?

■不景気対策
 不景気になれば賃金高騰で利益は出ない。だが労働者を無賃金で働かせたらどうなるのか?不景気でも売れれば利益は出る。100万人のウイグル人が働けば、安い商品でも利益は大きい。

 だからウイグル人を働かせ、生産力を失う体になるまで働かせる。使えない体になれば強制収容所から出す。そして新鮮なウイグル人をテロリストとして逮捕する。これで中国共産党は無賃金で働かせて利益を得る。これが中国共産党流不景気対策なのでは?

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