見出し画像

文化大革命を再開する中国共産党

■文化大革命
 文化大革命は中国の伝統文化を否定した。社会主義・共産主義を基本とする中国共産党は宗教否定した。これで多くの仏像が破壊された。伝統も社会主義・共産主義に適合しない理由から否定された。

■文化大革命再び
 習近平主席になると文化大革命が再開されたように思える。習近平主席は毛沢東を尊敬しているようで、毛沢東と同じことをしている。それだけ社会主義・共産主義を精神的支柱にしている人物。

 ならば最新技術を用いた第二の文化大革命を行っても不思議ではない。その典型がインターネットを用いた検閲と洗脳。中国共産党が作る独自ネットに自国民を閉じ込める。その中で中国共産党が教える情報が全てになる。

■伝統破壊再び
 中国共産党はチベット・ウイグルの伝統・文化・言語・歴史を否定。同時に抹殺を行っている。さらに中国に根付いた仏教も否定。中国は各地の寺院から仏像を隠すか破壊し始めた。

 中国武術の権威とも言える少林寺まで中国共産党は否定。少林寺の伝統を否定し、仏教の教えから社会主義・共産主義の切り替えを強要。少林寺の伝統は終わりつつある。

■人が集まるなら易姓革命の種
 中国共産党は易姓革命を恐れている。人が集まるなら易姓革命の種。ならば人が集まる組織を破壊すれば良いと考えた。法輪功は気功団体だが中国共産党から抹殺対象になった。これも伝統を受け継ぐ法輪功が人を集めるから。

 人が集まれば指導者の命令で動く。これは易姓革命になる。宗教・気功団体の指導者が政治に無関心でも、中国共産党は易姓革命の種と見る。指導者が中国共産党に従っても無意味。何故なら人を集めることができる。それだけで危険人物。抹殺対象なのだ。

■次は大学も取締対象
 仏教の寺院や少林寺まで中国共産党は取締対象。ならば町中で健康体操を教える団体も取締対象になる。健康体操だから戦闘能力は無いに等しい。だが人が集まるなら易姓革命の種。だから狙われる。
 
 大学も人が集まるから取締対象。学生は政治的な知識を排除され、社会主義・共産主義の思想だけを学ばされる。他の思想は否定されるから、学ぶ学生は危険人物として取締対象。

■中国に伝統は無い
 これから中国共産党による第二の文化大革命は拡大するだろう。インターネット・監視カメラ・AIを用いた監視社会は中国を覆い始めた。近い内に中国独自の規格ネットが作られ既存のインターネットと切り離されるだろう。

 中国独自のネット空間と外国を切り離す。そして社会主義・共産主義を崇拝するだけの人間を生産する国になりそうだ。

私は貴方のサポートを待っています。