見出し画像

松本山雅FCの補強を勝手に評価してみよう『左WB編』

こんにちは。
チームは今日で東金キャンプを終えました。来週には大宮とのPSMも有りますしいよいよですね。

今日は補強評価第4弾。左WB編です。恐らく今オフ最も補強が注目されたポジション。じっくり見ていきましょう。


[残留]なし

[out]石原崇兆(26)《→仙台》
             下川陽太(23)《→愛媛(レ)》

[in]高橋諒(25)《湘南→》
          那須川将大(32)《大分→》
          山本龍平(18)《四日市中央工業高校→》



●痛すぎる石原崇兆の移籍
2018年12月28日、全松本サポが最も危惧していた移籍が発表された。石原崇兆の移籍である。移籍先はベガルタ仙台。岡山から加入して4年、ここ数年で最も伸びた選手と断言できる。WBへコンバートされ、持ち味のキレのあるドリブルはそのままに守備力も向上。チームに欠かせない存在となった。昨季の出場試合数はチームトップの41試合。彼の移籍は痛い。痛すぎる。
だが、彼の移籍に対しては暖かい声が多く寄せられた。それだけ応援される、愛される存在であったのだ。筆者も仙台での活躍を心から応援する。


●下川陽太のレンタル移籍
昨季は彼にとって苦しいシーズンであった。17年に特別指定ながら8試合に出場。精度の高い両足と良質な仕掛けを武器に圧倒的な存在感を示す。プロ1年目の昨季も開幕スタメンを飾った。しかし、守備面で監督の信頼を掴み切れず徐々に出場機会を減らす。シーズン終わってみれば出場試合は僅かに13試合。来季は愛媛FCへレンタル移籍。石原崇兆の抜けた左WBならば出場機会も有りそうだが恐らく彼自身の決断による移籍。成長した姿を見るのを楽しみに快く送り出したい。


●難航した補強、那須川将大の帰還
左WBは今オフの松本で最も補強に苦戦したポジションと言って間違い無いだろう。石原崇兆、下川陽太が抜け、このポジションで残留した選手はゼロ。動向が注目される中、頼れるベテランが予想外の復帰を果たした。那須川将大である。
15年から3年間所属していた那須川。昨季大分へ移籍するも、今オフ契約満了となりトライアウトにも出場していた。プレースキックも蹴れるレフティで、怪我さえなければもっと上のレベルで充分プレー出来る選手である。ちなみに今回の契約は恐らくB契約。A契約枠を圧迫することなく、ある程度計算出来るベテランを拾ってきたのは地味にフロントの好プレーでは無いだろうか。


●高橋諒の加入、期待値の高さ
湘南から加入した高橋諒。明治大学では代表常連となりつつある室屋成と両SBを形成。新卒で名古屋へ加入、湘南への移籍を経て今オフ松本へ加入した。スピードと技術が武器の左利きSB。怪我がちなのが気掛かりだがフル稼働が期待されている。TMでは中々の好評価。筆者の期待値も非常に高い。と言うより彼には活躍してもらわないと困る。期待。


●名門のキャプテンがプロの世界へ
高校サッカーの名門、四日市中央工業から加入したのが山本龍平。四中工ではキャプテンを務め、先日の高校サッカー選手権にも出場。高校ではCBでの出場が多かったが、プロ1年目の今季は左WBが主戦場になる模様。イケメン。爽やかイケメン。将来性の高さはピカイチ。1年目から試合に絡めるか。


以上です。長い。非常に長い。最後までお読み頂きありがとうございました。
このポジションは高橋諒さんに期待ですね。彼にはシーズン通して活躍してもらわないと困ります。42番の躍動に期待。

今回は以上です。次回『ボランチ編』でお会いしましょう。それでは。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?