貴方の恋人は私じゃダメですか?
??:起きてー!!
〇:、、朝からうるさいな、、
僕は静かな朝が好きなのだが
誰かの元気な声で、起こされてしまった。
??:いつまで寝てるつもり!?
まだ眠い目をこすりながら、誰か確認した
〇:、は!?なんで”天”がいるんだよ!?
天:もう家出る時間だよ!?
嘘だ。と思い時計を確認した。
〇:ほんとじゃん!
天のことは置いといて急いで準備して家を出た
〇:歩いて間に合うかな?
天:大丈夫だと思う!
ほんとかよ、、
〇:てか勝手に部屋入ってこないで
天:別にいいじゃん!幼なじみなんだし
だからって高校生になってまで
家に来るとか普通じゃないだろ、!
天:そういえば私まだ感謝されてない!
〇:感謝?
天:私が起こさなかったら遅刻だったよね!?
〇:たしかにな
天:あ、帰りにカフェ行こうよ!そこ奢りで許す!
先週行ったばっかじゃん、笑
〇:わかったよ。あと、起こしてくれてありがと
天:、え?笑
〇:なんだよ
天:〇〇どうしたの!もしかして、
〇:もしかして、?
天:私の事好きになっちゃった?
〇:なにいってんだよ。先行くからな
天:待ってよ!
天:好きになってくれてもいいのに、、
____
教室に着くと、少し余裕があるぐらいだった
天:ほら、全然余裕!
自分の席に着くと、隣の席の”ひかる”に話しかけられた
ひ:今日遅かったね
〇:危うく遅刻するとこだったよ
ひ:モーニングコールしてあげよっか?
天:だめー!!!
〇:びっくりした、、
ひ:じゃあ明日から始めるね
天:モーニングコールはダメ!
そもそも、俺はして欲しくない側なんだけどな、笑
この二人が言い合いをするのは何度目だっけ?
いい加減仲良くしてほしいんだけど、、
ひ:天ちゃんには関係ないから
天:ある!私は〇〇の幼なじみだから!
ひ:私だって〇〇の隣の席だし
天:それだけじゃん!席替えすれば関係なくなるし!
ひ:たしかに、、じゃあ〇〇
〇:ん?
ひ:私と付き合わない?
天:なにいってんの!?自分で何言ってるかわかってる!?
ひ:わかってる。〇〇の事好きだし
〇:はいはい。友達としてでしょ?
友達に好き。というのを理解できないけど
女子の間なら普通なんだろうな
ひ:だから、そうじゃなくて本気で!
天:あ!先生来たからこの話終わり!
みんなが席に着いてHRが始まった
ひ:〇〇?私はほんとに好きだよ?
〇:はいはい。わかったから
ひ:またそうやって、、!
〇:先生に怒られるから静かにして
ひ:本気で好きなのに、、!
____
授業も終わり、少し長い休憩になった
天:〇〇お昼食べよー!
ひ:〇〇一緒にご飯食べよ?
天:私の方が先に言ったから!
ひ:ううん。私の方が早かった
また始まったよ、、
天:あーもう!〇〇に決めてもらう!
〇:先約がいるからどっちも無理!
そう言い残し急いで屋上に向かった
ひ:、、先約がいるって言ったよね?
天:、、言ってたね
ひ:、、私達じゃなくて、?
天:、、他にライバルがいるってこと、?
ひ:、、誰か気になるよね、?
天:、、気になる、、
ひ:、、一緒に見に行かない、?
天:、、そうだね。見に行こっか
ひ・天:〇〇の先約が誰か見に行くぞー!
・・・
ひ:屋上にいるの?
天:屋上に決まってるよ!ほら、いる!
ドアの隙間から〇〇を見つけて
会話を盗み聞きしようとしている
ひ:天ちゃんもっとそっち行って
天:むり!ひかるこそもっと寄って!
ひ:ちょっと押さないで!
天:押し返してこないで!
2人で押し合ってるとドアが開いてしまった
〇:え、なんでここにいるの、?
ひ:そのー、えーっと、、
天:隣にいる子は誰!
??:私ですか?
天:そう!〇〇とどんな関係!?
??:んー、、〇〇の彼女です
天:え、?
ひ:うそ、、〇〇彼女いたの、?
〇:いないから!”夏鈴”が嘘ついてるだけ!
夏:嘘です。〇〇は部活と委員会が同じの友達です
いきなり彼女って、ほんと心臓に悪いな、、
天:いきなり嘘ついたの!?
夏:はい。お二人が〇〇に好意を抱いてそうなので
天:ちょっとなに言ってんの!?
ひ:そうだよ。〇〇の事好きだから
〇:ひかるが言ったら男子みんな惚れるよ?
ひ:じゃあ〇〇は私に惚れてるの?
〇:冗談ってわかってるから惚れてない
ひ:じゃあ意味ないじゃん、、
夏:〇〇って結構鈍感なんですね
天:うん。鈍感で良かったような、嫌なような、
夏:やっぱ〇〇に好意抱いてるんですね
天:、、夏鈴さんは〇〇の事好きなの?
夏:好きじゃなかったら屋上で一緒にご飯食べません
天:やっぱライバルなんだね
〇:なんかあの二人仲良くなってる?
ひ:んー、、仲いいのかな、?
〇:え、違うの?
ひ:今のうちにさ屋上から逃げない?
〇:え、なんで?
ひ:二人きりになりたいから、?
〇:それを他の男子に言ってあげたらいいのに
ひ:〇〇以外には言わないよ?
〇:はいはい。わかったから
ひ:だから、ほんとなんだって!
天:〇〇って彼女いないんだよね?
〇:いないよ
天:好きな人は?
〇:まあ、いるけど、、
天:いるの!?
ひ:だれ?
〇:それは言えない、、
夏:この中にいる?
〇:は!?そんなわけ、!ないじゃん、、!?
ひ:わかりやすい、笑
天:〇〇好きな人いるんだ?笑
〇:、、三人は好きな人いるの、?
天:え、?!
ひ:私はいるよ
夏:私もいる
天:私もいるけど、、
〇:そうなんだ、、
天:(私も〇〇と付き合えるチャンスあるってことだよね、?)
ひ:(ライバル増えたけど、〇〇と付き合うのは私!)
夏:(〇〇の好きな人って誰なのかな?)
〇:(やっぱ好きな人いるんだな、、)
誰が〇〇と結ばれるかは、まだまだ先の未来のお話
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