マガジンのカバー画像

構成作家のつれづれな毎日

9
関西で細々と活動するしがない構成作家の仕事のことやプライベートのこと、また自身がみた、舞台、映画や本などの評も書いていきます。 また、芸能ができるということは平和の証だというモッ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ネタ書きます

もうすぐ新年度ということで、改めて僕の作家としての値段設定をします。

漫才1本 基本的に寄席尺と呼ばれる15分〜20分ネタ 1万円〜

コント1本 30分ネタ  1万円〜

落語1本  2万円〜

エッセイ  2万円〜(応相談)

演劇台本(新喜劇台本含む) 5万円〜(応相談)

イベント企画構成 予算次第応相談

なお、著作権に関しては全て作者である私に帰属されますが、
作品自体はオープンソー

もっとみる

初詣とSDGs

 2023年が明けた。今年はいよいよ40歳も近づいてきたということもあり、より一層健康第一に留意しないといけないなと思っている。そのためには運動不足解消と食事コントロールをしないといけないのだが、そこは新年。
 まずは、「神頼み」

 今年の初詣は実家から自転車で30分漕げば着いてしまう、法輪寺にお参りをした。法輪寺は寅年の守本尊でもある虚空蔵菩薩ということからもよくお参りしているところというのも

もっとみる

テレビの企画案を考えていて思ったこと

最近、とあるグループで新しいテレビ番組企画案を提出することになり、数打ちゃ当たる方式でどんどん案出しをしているのだが、その案出しでグループ全体で共有しているルールというのが、

① 「案」2行以内で説明できる企画
②  バズるような内容

①に関しては、理解できる。山のように届く企画案を一瞬で理解して会議しないといけないのだから、つらつら長文で書かれるよりも端的に企画案を書かれていた方がいいに決ま

もっとみる

集客について

僕は仕事柄、演劇や演芸をはじめとしたイベントの企画運営もちょこちょこしているわけだが、その時に必ずついて回るものが、

「集客」

この集客とはいうのは非常にやっかいである。
ここ最近は、facebookやTwitterなどのSNS告知拡散が主流になっている。かつてのように何百枚もチラシを捲くというのは、どうも費用対効果が出にくい。

費用対効果

つまり労力の割には、客が来ないという現状である。

もっとみる

リアル書店が閉店することは見る世界が狭くなる

ジュンク堂京都店と名古屋のジュンク堂ロフト店が閉店を決めた。

率直に悲しい。

今や本なんてアマゾンをはじめネットショッピングできるし、最近ではデジタルで読めたりするわけだから、需要が下がるのは当然と言えば当然なのかもしれない。

だけど少し立ち止まって考えて欲しい。

リアル書店とネットショッピングで何が違うのか。
ネットショッピングは、買いたいものだけを目当てにクリックするだけで手に入る。リ

もっとみる

さよならテレビ

東海テレビ制作の劇場版「さよならテレビ」を見てきた。

結論から言えば、さよならテレビというよりも、「がんばれテレビ、やっぱりテレビ」と言ったところだろうか。今回の映画のテーマは「テレビの報道のあり方」「今のテレビ局ってどうなっているの?」ということが企画の発端なのだが、映画のラストあたりに今回の取材対象であった男性記者の発言

「きれいにまとまってるけど、本当にそれでいいの?結局、テレビ的なまと

もっとみる

テレビの未来

つい先日、とあるテレビ関係者のトークイベントへ行ってきた。その方は、数々の人気番組の制作に携わりテレビの未来についてとてもよく考えていらっしゃる大先輩で、もちろん私自身もとても尊敬している。そんな中で、私が思うのは、テレビは「オワコン」かという命題である。

オワコン、つまり「終わったコンテンツ」人によっては「オールドメディア」と言う人もいるだろう。これはYoutubeなどの動画メディアに対しての

もっとみる

京都SUSHI劇場

2018年11月19日。京都に一つの劇場がオープンしたことは知っているだろうか。

その名も「京都SUSHI劇場」

言わずと知れたプロデューサー、秋元康氏がプロデュースを手掛けたエンタメ劇場だ。場所は、京都は岡崎、平安神宮の隣に位置する商業施設「十二十二」(トニトニと読む)の2階にある。

演目は、いわゆるノンバーバルパフォーマンスの一つで、ダンスやアクロバットなどを中心に音響や照明をふんだんに

もっとみる

構成作家のつれづれな毎日

 はじめまして。流行りに乗って( というか、むしろ遅いのか)僕もノートを始めて見ました。軽く自己紹介しますと、京都在住の構成作家です。これを聞いて、ああ!となる人は多くないでしょう。まだ、「放送作家」と言った方がわかる人がいるのではないでしょうか。そう、テレビとかラジオの台本を書く人です。でもこの肩書きも結構な曖昧な表現だったりして、僕のように構成作家と称する人もいれば、僕の師匠にあたる先生は「放

もっとみる