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神さまといたところ

神さまといたころの僕は
いつもあたたかく満たされていた
心配するとかどういうことなのか
知らなかった

昨日も未来も
何にもないところから

ここにやってきた

神さまと一緒に

悲しくなったり
苦しくなることなんて
知らなかった

痛くなったりとか
怒りたくなったりとか
そんなことがあるなんて
ここにくるまで知らなかった

だから急に怖くなった

僕はいつの間にかひとりだった
神さまのことを忘れて

ずっとずっと泣き続けた
僕の涙が川になり
やがて海になった
それでも僕は泣き続けた

僕の涙は雨になり
やがて花が咲き
森が出来た

ある日僕は
懐かしい音に出会った

その瞬間僕は思い出した

僕はずっと
幸せのためにいるってことを

神さまはずっと
僕と一緒だってことを

僕は生きるんだってことを

このかけがえのない
生命の旅を



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