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読書してただけのふつうの休日。

10/9(日)

休日。のんびり。午後、長男とチャリで最寄り駅へ。ゲーセンに付き合った後、サイゼリアでお茶。読書のお供は、リン・スタルスベルグ『私はいま自由なの?』。長男を将棋教室に送った後は、迎えまでの間に今度はジョナサンで『私はいま自由なの?』つづき。途中、雨が降り始めてきたので、本降りになる前に将棋教室の場所に移動。ロビーで読書を続けつつ、迎えの後は雨の中をチャリをこいで帰宅。サッカーに行ってた次男も帰ってきて、みんなで一緒に風呂。
とりあえず、読書会の課題本であるリン・スタルスベルグ『私はいま自由なの?』の再読はガシガシ進められた一日であった。

それにしても、本書は約400頁の分量がある翻訳書で、読みにくい。同じことの繰り返しも読みにくさの一因かと思ったが、考えてみれば、ふだんわたしたちの仕事では既出の事柄が出てくるときには、「既述の通り」「前述の通り」「先述の通り」(「の通り」を「のように」も可)といった言葉を挟みちだし、実際に校閲さんもその手の言葉を鉛筆で提案してくる。しかし、大事なことは何度でも書いて当然だとばかりに、その手の言葉を挿入することなく、何も臆することなく繰り返して論を展開するというのは文化の違いか、筆者のスタイルか。もう少し整理して書けそうな気はする。

夜は「戦闘中」というテレビ番組を初めて最初から最後まで視聴。那須川天心に興奮。レミたんという人に避けながらのカウンターでボールを当てた場面はリング上での動きそのもの。ディフェンス力が他を圧倒。家族みな天心ファンになっていた。テレビの力。

●鞄の中の本
リン・スタルスベルグ『私はいま自由なの? 男女平等世界一の国ノルウェーが直面した現実』柏書房、2021

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