ゴダールが死んだ。

9/13(火)

通勤のお供は昨日から読みはじめた、東浩紀『忘却にあらがう』。

出社。正午に集英社新書プラスの記事アップ。『差別は思いやりでは解決しない』刊行記念、著者の神谷悠一さんと、ゲストに早稲田大学准教授の森山至貴さんを迎えた対談。差別は「思いやり」ではなく「制度」で解決すべきである – 集英社新書プラス (shueisha.co.jp)

昼休憩はタイ料理屋さん。ランチ読書のお供は、『忘却にあらがう』つづき。

午後からは、12月刊対談本の初校ゲラチェックをメインにやる。その他、会議室予約、デザイナーに図版修正、著者購入やりとり、など。

家庭の事情でやや早めに退勤、カフェにも寄らずにまっすぐ帰路。帰り電車のお供は『忘却にあらがう』。半分以上読んだ。明日で読み終えるだろう。

今日、ゴダールが死んだ。

ゴダールの映画は20代の頃にいろいろビデオテープを購入したが、いまも持っているのは特にお気に入りの『中国女』だけ。デッキはすぐに取り出せないし、すぐ観られない。90年代、単館のレイトショーに通い詰めていたあの頃がとても遠くに。こちらの忘却には抗える気がしない。

●鞄の中の本
東浩紀『忘却にあらがう 平成から令和へ』朝日新聞出版、2022

●きょう届いた本
バーバラ・エーレンライク、ディアドリー・イングリッシュ『魔女・産婆・看護婦 女性医療家の歴史』法政大学出版局、1996/増補改訂版2016 amazon

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