見出し画像

雑誌をアラカルトで楽しむってどういうこと?

突然ですが、みなさん、イタリアンやフレンチを食べに行ったときコースを頼みますか?それともアラカルトで?

私はですね、そりゃあ気分に合わせてどっちもですよ!シェフが提案する組み合わせをコースで食べたいときもあれば、ちょっとデザートまではいけないなぁとか、春だからこれ食べたいからアラカルトでとか、そんなの俺の自由にさせろよ!って感じですよね。

私、そこではっとしてしまったのです。では自分が作っている(今はウェブ担当なので正確には作っていたですね)雑誌はどうなの?と翻ってみると、がーん!コースしかないではないですか!

たとえば和樂という雑誌はだいたい口絵があって、第一特集があって、第二特集があって、連載があって、そのほか小さな企画があって、それで一冊を構成しています。

順番は違いますが、口絵は前菜、第一特集と第二特集はメイン、連載は食後のコーヒ-?みたいにレストランのシェフが仕入れた食材や旬のメニューを組み合わせて提案する15000円のコース料理しかないんですよ。

先ほど私はコースかアラカルトかどっちにする?と聞いて、そんなの俺の自由にさせろよ!と身もふたもない自問自答をしていましたが、なんのことはない、自分が手がけている雑誌にはお客様の自由度と言いますか選択肢を提供していなかったんです。

なんとかお客様にアラカルトで雑誌を召し上がっていただきたい!それがnoteで和樂の特集のばら売りをはじめた理由なのです。

たとえば今月は日本美術と茶の湯が食べたいなぁ(読みたいなぁ)と思われた方が、いらっしゃるとしますよね。そんな方は下の日本美術と茶の湯の記事だけをアラカルトでご注文いただけるようにしたい、そんな風に思っているのです。


理想は今までの特集や連載をすべてデータベース化して、一冊をお客様自身で組み立てるような仕組みを構築することです。だってデザートとコーヒ-だけを楽しみに和樂にいらしてくださったらうれしいですよね。

そう考えると雑誌のコンテンツの提供の仕方ってまだまだ可能性があるのではないかと、そんなことを思う今日この頃です。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

和樂を応援してくださる方の投げ銭お待ちしております。

あなたに良いことがありますように
21

和樂web編集部

小学館『和樂(わらく)』https://intojapanwaraku.com/ キャッチフレーズは「日本文化の入り口マガジン」ライターさん募集中。企業・自治体様からのPR企画のご相談承ります!

セバスチャン高木の編集後記

雑誌を卒業し、50前にしてウェブメディアと商品開発担当となった編集長のセバスチャン高木が暑苦しく編集後記やつぶやきを更新します。

コメント1件

すごくよくわかります。私も以前雑誌を編集していた時、同じことを考えていました。その時にnoteに出会っていたら、同じことを試していたと思います。紙の雑誌でも好きな記事だけ読むというアラカルト的な読み方はできますが、編集する側としては、シェフが腕によりをかけたコースで味わって頂きたいのが本音ですよね。私はコースで読んでもらった時の、読者の満足感を想像しながら編集していました。紙はコース、noteはアラカルトで楽しみ、しかもアラカルトは自分好みに組み合わせ、自分だけのマガジンを編集できる。すごくいいと思います。あとはアラカルトの値ごろ感でしょうか。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。