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NovelJam2018秋 前夜祭

白楽駅から歩いて5分のところに、餃子をメインメニューとする中華料理店がある。今日の夕食はそこにした。自炊はしない。料理の時間を削り、2泊3日の大冒険に向けて荷造りをしなければならない。

油淋鶏&餃子定食を注文する。休日前夜の騒がしい店内の中で、思いに耽る。
この大会との縁が続き、再び参加することができた。だが、参加であり参戦ではない。僕はコースの外側から、レースの模様を眺めるのである。

ギャンブルの世界には「ケン」という用語がある。そのレースでは馬券を買わず、見送るという意味だ。今回のノベルジャムは、僕にとって「ケン」に該当する。
理由は色々とある。第2回大会を終えた段階で、次回は「ケン」にすべきだ、と腹を決めていた。あの3日間は色々なことが有りすぎた。そして、これを消化するのには時間がかかる…。
一旦は、大会そのものから手を引こうかと考えた。ただ、気の向くままに過ごしていたら、いつの間にか中の人の一人として活動していた。よく言えばやる気はまだあるのであり、悪く言えば何かが燻っている。

…うむ、今日は混んでいるので、なかなか油淋鶏定食が来ない。
本が読みたくなった。おもむろにアプリを起動し、いくつかEpubファイルを開く。

流れるように、ページをめくり続けた。頭に入ってくるのは、ストーリーではなく、大会の中で僕が過ごした思い出だった。
なぜ、NovelJamはこれほどまでに人を惹き付け、そして多大な影響を参加者に与えるのだろうか? その問いに対して、少しでも近づく。このことが第3回大会で僕に与えられたミッションである。と、勝手に考えている。

気持ちはたぎる。油淋鶏定食はまだ来ない。でも、NovelJamはもう明日、やって来るのだ。

はじめましての方は、はじめまして。そして、お久しぶりの方は、お久しぶりです。和良拓馬(わら・たくま)です。名前だけでも覚えて帰って下さい。

このたびNovelJam2018秋におきまして、お茶菓子提供担当兼BCCKS周りのサポート担当兼観戦記執筆担当の役目を仰せ付けることとなりました。大会期間中は何卒よろしくお願い致します。あと、NovelJamのnote公式アカウントをどしどしフォローして下さいね。

まあ、そんなこんなで大変だけど素晴らしき日々を、皆様と過ごせることを心から楽しみにしています。八王子の山奥で逢おう! ではまた…!

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)