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100円で買える温もり

缶ビールは飲まないけれど、缶コーヒーは毎日飲む。(下戸なので)
このご時世、コーヒーはコンビニとかチェーン店でも手軽に手に入る。でも、僕は自販機の前に立ち、今日も仕事帰りの祝杯を挙げる。

灯りは十分に街を照らしている。でも、どういう訳か自販機の明かりを見かけると、少しホッとする。決して優しい照明ではない。でも、その白い光が、街を守っているのである。

どの自販機で買うべきか。それは大体決まっていたりする。定価より少し安く買える中で、異なるメーカーのものをローテーションする。そんな流れだ。
ふと自販機を目にしたとき、普段見かけない商品を見つけると、少し嬉しくなる。新商品ないしは、少しでも売りに出したい販売終了間際の品。まあ、飲む側としてはどちらでも良い。出逢いがあることが大事なのだ。

季節の変わり目は、暖かい日と寒い日が交互にやってくる。さて、「つめたい」の割合が増えるのは、いつになるのだろうか。駅前の片隅で、今日も温かい缶を握りしめている

どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)