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「記事を外注して作ろう」となったとき何をすればいいのか(1)依頼内容を決めよう編

この記事では、「自社メディアの記事を外注して作りたい」と思うけれど、全くやったことない方に向けてそのやり方を、分かりやすく解説します。
筆者は現在、GMOペパボ社でカラミーショップというネットショップ作成サービスのオウンドメディアよむよむカラーミーでSEO記事を編集しています。

はじめまして。まくらと申します。

現在はGMOペパボ社でカラミーショップというネットショップ作成サービスのオウンドメディア「よむよむカラーミー」でSEO記事を編集しています。

なぜこんなブログを書き始めたのかはさておき。
これから何回かに分けて「記事を外注したい!」と思っている方に向けて、その方法や流れをお伝えしていきたいと思います。

この記事はこんな方へおすすめです。

・記事の外注をしたことが無い方
・外注する際のコツやポイントを知りたい方
・ライターさんの探し方を知りたい方

もし1つでも気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

簡単な経歴紹介

文章は誰が書いてるかによって説得力が違いますよね。ということでまず、簡単な自己紹介を。

2009年~2012年 編集プロダクションにて書籍・ムック本の編集
2013年~2019年 スマホゲームのシナリオ編集
2019年~2021年 記事の校正・校閲
2021年3月~現在  よむよむカラーミーの記事編集

ざっとこんな感じです。
一時期、制作会社でインターネット記事の校正と校閲を専門にやっていたこともあるのですが、その時もライターさんとは関わることが多かったので、いろいろとためになったな~と感じています。

ライター(制作会社)へ外注して記事制作する手順

では早速、個人のライター(または制作会社)へ外注して記事を作る場合の流れについてご説明します。

外注する場合おおよそ以下の手順を踏んでいきます。

■外注して記事を作る流れ
1.依頼内容を大体決める
2.ライターor制作会社 どちらへ頼むか考える 
3. 依頼先の探し方と依頼方法
4. 納品後の原稿確認(校正のポイント) 
5. 次回分を依頼orライターをチェンジするか検討する

ざっと以上が1ターンになります。毎月依頼するとなると3~5の手順を毎月繰り返す感じです。

初めての場合はライターがいない状態なので、探すところから始めます。

この手順の中で一番大変なのがやっぱり2の「ライターor制作会社探し」かなと感じます。

今はクラウドワークスやランサーズなどのサービスがあるので割と簡単なように見えますが、それはそれで登録されている方がたくさんいて、どの人にお願いすればいいのか……と別の悩みが発生しがちです。(ライターさん探しの話も、詳しくは後ほど書きます。)

では今回は1の「状況を整理して依頼内容を大体決める」について説明していきます。

まずは外注する内容を整理する

最初にやることは、とても当たり前なのですが、外注したい依頼内容を整理して決めることです。

依頼するにも内容がまとまってないとライターさんへお願いできないですし、整理することで何記事作るのかが明確になり、予算感も見えてきます。

初めての外注依頼となると、何を決めておけばいいか分からない方も多いと思いますが、以下のことを決めておけば大体大丈夫です。大体という割に多いかな…私、心配性なので…。

でも、もし抜けていてもライターさんの方からいろいろ尋ねてくると思うのでそんなに全部初めから決めなくても、意外といけます。

依頼前に決めておいたほうが良いこと
・媒体名
・記事の内容
・1記事あたりの文字数
・必要な記事本数
・構成案からお願いするかどうか
・納期
・継続案件か単発案件か
・予算

以上を決めると、「必要なライターの人数」と「予算」が分かってきます。

分かること1:必要なライターの人数

「1記事あたりの文字数」と「記事本数」「納期」が決まれば、なんとなくのライターの人数が見えてきます。

私の経験値でしかものを言ってませんが、以下が1人のライターさんに頼める平均的な依頼かなと思います。

・1記事の文字数:3,000~5,000文字
・納期:発注から納品まで、約5~6日(発注日と納品日を除いて3~4日間の執筆期間を設ける)
・1カ月にお願いする本数:約5本

もちろん筆が早いライターさんであれば1カ月10本いけます!という方もいるかもしれません。

でもライターとして独立されている方は大体いろいろなお仕事を抱えているのものなので、1カ月に10本も20本もいけるというライターさんは、技術が未熟で仕事に困っている方かもしれない…とうことを、私だったら疑ってしまう気がします。

少しそれましたが話を戻します。

上記から逆算すると、もし1カ月で記事を10本作るなら2人、20本作る場合なら4人と、探さなければいけないライターさんの人数が分かってきます。

分かること2:予算

ライターさんの予算は一番気になるところですよね。

私の経験では、記事を執筆してもらうライターさんには「1文字いくら」という頼み方をすることが多かったです。書籍の場合は文字数ではなく、1冊いくらという感じかなと思います。

安い方だと探せば1文字0.5円という方もいますが、先ほどの期限同様に安すぎると不安ですよね。判断基準としては1文字3円ほど払えば、そこそこのライターさんにお願いできると思います。

1文字1~2円の方はまだ駆け出しで経験を積みたい方が多い感じがします。

全員がダメということでは全くなく、経験値が少ない方は当たり外れがあるのでスケジュールに余裕があるときはお願いしてみてもいいかもしれません。

大当たりを引けば、まだ案件を抱えてないいい腕のライターさんを低単価で囲える可能性も。

なのでライターさんの平均値は1文字3円なので、3,000文字の記事を作るとすると9,000円なので1万円くらいかかります。

1文字当たりの平均値が分かれば予算も出るでしょう。

ここで予算が厳しいなとなった場合「安い単価の方に頼んで自分でがっつり編集する」「文字数や記事数を減らせないか見直す」必要があります。

必要なライターの人数と予算が分かったら、それに基づいて内容を変えるか、予算が範囲内であるなら次のステップであるライター探しにうつります。

ライター探しについてはまた次回…!

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