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トビタテ15期~二次審査体験記~

トビタテ留学JAPANの奨学金は留学を考えたことがある人ならほぼ誰もが知っていると思います。
留学先の地域によりますが最大で準備金25万円、月の支給額16万円でかつ返済不要な太っ腹な奨学金です。

偉大な先人が多くの合格体験記を残してくださっているのですが、「体験談はいくらあってもよし!」の精神で私も書いていこうと思います。

書類選考

留学をしたい理由や留学して何をするかの計画などを合わせて1000字程度書かなければいけません。形式の詳細については偉大な先人のわかりやすいブログなどがあるのでここでは省略します。
ここで応募者全体から2、3倍程度に足切りされると思われます。
これに受かるために大事なことは、できるだけ余裕を持って文章を書いてしまい、多くの人に添削してもらうことです。
トビタテの先輩、大学の先生、奨学金の担当などなど誰でも良いので、他人に読んでもらいアドバイスをもらうことで書類審査に受かることができたと思っています。

書類審査に受かったら次は二次審査の面接とグループディスカッションです。

面接

30分程度、面接官の方と一対一で面接をしました。
たぶん面接官によって面接の流れは変わると思うのですが、私は最初に「5分くらいで留学計画を教えて」と言われたので、用意していた紙芝居のプレゼンを使って留学計画を説明しました。
終始リラックスした雰囲気で色々質問してくださったので、質問に簡潔に答えた上で自分のやりたいことを伝えることを意識しました。
最後時間が余って「何かそちらから質問ない?」と聞かれて、もう話し尽くしてしまっていたので面接官の方の仕事について自分の留学計画とは全く関係ないことを質問したりしましたが、興味深いお話を聞くことができました。

実は面接対策として一問一答形式で回答を作っていたのですが、あまり使うことはなかったです。
形式に固執せず、しっかりコミュニケーションをとるという意識で望むのがいいかと思います。

グループディスカッション

ここで5分ほど自分の留学計画のプレゼンをしました。
多くの体験記で書かれているように、スケッチブックに印刷したパワーポイントのスライドを貼って紙芝居形式で作りました。

6人くらいのグループで各々が5分ずつプレゼンし、そのあとで与えられたテーマについて30分程度のグループディスカッションがありました。
テーマ自体は14期とそんなに変わらなかった記憶があります。
グルディスのメンバーは大体STEAMコースの人でした。

司会、書記、タイムキーパーを決めてテーマに沿ってディスカッションをしました。
ディスカッションは結論ありきというよりコミュニケーション能力を見られているような感じで、チームで協力してそれぞれの意見を引き出し合うことを意識しました。

プレゼンは見やすさに注意してひたすら練習してください。
原稿を読むのではなく、内容を即興で説明できるくらいにするといいと思います。
私は自分で叩き台のスライドを作った後、学科同期や先輩に付き合ってもらってひたすら練習し、色々アドバイスをもらいました。

私はいわゆるパッションに溢れたタイプの人間ではなく、他のトビタテ合格者の皆さんのように前向きなエネルギーに溢れているように見える感じではないので、「これだけ対策しても落ちるならしょうがない!」と思えるくらいに対策して面接とグループディスカッションに臨みました。

実際合格してトビタテの事前研修に参加し、他のトビタテ生の状況を聞いてみると、大学や研究所に行く予定の人は行き先が確定している人が多かった一方で、民間その他でインターン等の活動をしようとしている人たちでは行き先が確定していない人も多かったです。
全体で2、3割くらいの人は行き先が確定していない印象を受けました。

なので審査時点で行き先が確定していることよりも、どれだけ自分の"パッション"を伝えられるかが大事なのではないかと思います。
私はそういうのが苦手なタイプなのでゴリゴリに対策しました。
多分理路整然と自分のやりたいことを説明できて、無理しなくて良いけどできるだけポジティブな雰囲気でプレゼンできれば十分だと思います。

ちょっと記憶が曖昧なのですがこんな感じです!
もしご質問などある方がいれば気軽にメッセージください。


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