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三輪芳弘は興和株式会社の社長!経歴/実績/評判/自宅/娘や息子について

三輪芳弘さんは、興和株式会社の代表取締役社長や日本セルフケア推進協議会の代表理事を務めるなど様々な肩書きを持っています。
実はお父さんもお祖父さんも興和株式会社の元社長であり、三輪芳弘さんは生まれた時から将来が約束された御曹司であったのです。

今回は、親の七光りだけでなく自らの手腕で数々の実績を残している三輪芳弘さんの経歴やその実績、周りからの評判、代表を務める興和株式会社などについて調べてみました。

また、興和株式会社の次期社長になるかもしれない三輪芳弘さんの息子や娘はいるのか、更に自宅や推定年収・総資産についてまで紹介していきます。​

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◆追記内容
2021/06/11「家系図」「生い立ち」「商品紹介
2022/01/07「SNS」「イベルメクチン臨床試験について
2023/11/15「SNS」アカウント追加
2024/05/16「地域活性化・栄再開発への取り組み」「愛知県表彰の受賞

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三輪芳弘とは

三輪芳弘

三輪芳弘さんとは、「キャベジン」や「バンテリン」といったOTC医薬品を手掛けている興和株式会社の代表取締役社長を務める人物であり、田園調布の豪邸にお住まいです。

興和株式会社の前身の会社を再建し、興和を創立した三輪一族に生まれ、三輪芳弘さん自身も興和株式会社の成長や社会貢献のために尽力しています。

新型コロナウイルス感染拡大によるマスク不足の貢献や、ミノムシの糸の技術開発、興和株式会社の世界進出や新規事業参入など、これまでに数々の実績を残してきました。

今後も健康と環境を軸とする事業活動やより良い社会の実現への貢献が期待されています。

プロフィール

三輪芳弘さんのプロフィールは以下の通りです。

  • 本名:三輪芳弘

  • 読み:みわよしひろ

  • 生年月日:1955年10月30日

  • 出身地:愛知県名古屋市

  • 居住地:東京都大田区田園調布

  • 性別:男性

  • 国籍:日本

  • 学歴:慶応義塾大学大学院 卒業

  • 所属:興和株式会社

SNSアカウント

三輪芳弘さんのものと思われるSNSアカウントを見つけましたので紹介します。どれも更新頻度は低く、公開されている情報は少ないようでした。

家族構成

三輪芳弘さんには奥さんと2人のお子さんである娘と息子がいるそうです。

また、三輪家は興和株式会社の社長や役員を代々務める三輪一族と呼ばれており、三輪芳弘さんのお父さんやお祖父さんも興和株式会社の元代表取締役社長でした。
三輪芳弘さんには妹と弟がおり、弟の三輪晃裕さんは現在興和株式会社にて取締役を務めています。

次期社長には三輪芳弘さんの息子さんが就任する可能性が高そうですね。

三輪一族の家系図

興和株式会社を代々築いてきた三輪一族の家系図を紹介します。
三輪芳弘さんのお父さんである三輪隆康さんは長男ではなく三男だったようですね。他の兄弟も興和に携わっていたようです。

三輪常次郎(興和元社長)
妻:大野千代子
├ 長男:三輪定治
├ 二男:三輪晴久
├ 三男:三輪隆康(興和前社長)
├ 四男:三輪緑四郎(興和地所元社長)
├ 五男:三輪文男(興和新薬元取締役)
├ 長女:不明
└ 二女:三輪智子

三輪隆康(興和前社長)
妻:広瀬純子
├ 長男:三輪芳弘(興和現社長)
├ 二男:三輪晃裕(興和取締役)
└ 長女:三輪泰子

三輪芳弘(興和現社長)
妻:不明
├ 長男:不明
└ 長女:不明

田園調布の自宅

三輪芳弘さんは、愛知県名古屋市の出身ですが、現在の自宅は東京都大田区の田園調布にあります。
田園調布の高級住宅街に位置し、周りの家もセコムとかがついているような立派な家ばかりですが、三輪芳弘さんの自宅はその中でもひと際目立つ豪邸でした。
社長の住所は登記簿で公開されてしまう情報ですが、警備もばっちりされていそうです。

三輪芳弘の学歴

慶應義塾大学

三輪芳弘さんは、慶応義塾大学大学院商学研究科を卒業されています。
お父さんも慶應義塾大学のOBなので、もしかしたら幼稚舎から通われていた可能性もありますが、詳しい情報は入手できていません。

また、現在は慶應義塾の最高意思決定機関である慶應義塾評議員会の評議員に就任されています。
評議員には三輪芳弘さん以外にも、株式会社オリエンタルランドの代表取締役会長やサントリーホールディングスの代表取締役会長など、名だたる著名人が選任されています。

三輪芳弘の生い立ち・経歴

三輪芳弘さんは1955年10月30日に愛知県名古屋市にて生まれました。
3人兄弟の長男で、父も祖父も興和株式会社の社長だったことから、幼少期から次期社長としての教育を受けて育ったのかもしれません。

慶応義塾大学大学院を卒業されており、商学研究科のキャンパスは神奈川県横浜市と東京都港区にあることから、大学生から東京に出てきた可能性も高そうです。

興和入社後の経歴

三輪芳弘さんの経歴は以下の通りです。
興和株式会社入社から15年で代表取締役社長に就任しており、三輪芳弘さんの社長就任と同時にお父さんである前社長の三輪隆康さんは会長に就任されました。
最近では数々の団体や法人の役員に就任しています。

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1980年:興和株式会社に入社する
1988年:興和紡績株式会社の取締役に就任する
1989年:興和株式会社の常務に就任する
          興和新薬株式会社の副社長に就任する
1991年:興和株式会社の専務に就任する
          興和紡績株式会社の専務に就任する
1993年:興和株式会社の副社長に就任する
          興和紡績株式会社の副社長に就任する
1995年:興和株式会社の社長に就任する
          興和紡績株式会社の社長に就任する
          興和新薬株式会社の社長に就任する
2016年:日本一般用医薬品連合会の会長に就任する
          在名古屋タイ王国名誉総領事に就任する
2019年:日本セルフケア推進協議会の代表理事に就任する

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三輪芳弘の実績

三輪芳弘さんはこれまでに多くの実績を残しています。
また、以前は日本OTC医薬品協会会長やナゴヤファッション協会副会長にも就任されていまいた。

新型コロナウイルス流行によるマスク不足への貢献

新型コロナウイルス感染拡大によるマスクの品薄を受け、興和株式会社はガーゼマスクの生産と使い捨て不織布マスクの増産を行いました。
さらにアベノマスクの生産を受注額トップで引き受け、日本のマスク不足に大きく貢献しました。

日本企業初のイベルメクチン臨床試験開始

興和株式会社は、日本において企業が主体となる初めてのイベルメクチン臨床試験を開始しました。
イベルメクチンとは、寄生虫による失明やリンパ管が腫れる病気の薬として世界中で使用されている薬で、日本では疥癬などの治療薬としても承認されています。本臨床試験は、そのイベルメクチンを新型コロナウイルス感染症の治療薬として感染患者に投与するものとなります。

また、2021年11月には愛知県と治験に関する協定を締結し、12月より治験を開始しているため、効果が実証できれば、世界的なパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症の終息につながるかもしれません。

ミノムシの糸の技術開発

食品産業技術総合研究機構と共同で工業製品などにミノムシの糸を使える技術を開発しました。
ミノムシの糸は、従来のシルク糸に比べて糸の量産が可能となり強度も高いため、シルク繊維に代わる素材として防弾チョッキから電子部品まであらゆるものに使える素材として、実用化を目指しています。
元々興和株式会社では約80年間紡績業を行っていたため、糸に関する研究や開発には期待が高まります。

興和株式会社の海外進出

三輪芳弘さんが社長に就任する前は海外進出をほぼ行っていなかった興和株式会社ですが、就任後の1997年にアメリカの研究開発拠点として興和株式会社の米国現地法人を設立しました。
さらに1999年には欧州展開を見据えて、英国にも研究開発拠点を設立し、翌年には欧州で医薬品製造販売を行う新会社を設立しました。
その後も中国やシンガポールにて拠点を設立し、グローバル企業へと躍進しました。

新規事業の参入

三輪芳弘さんの社長就任後には多くの新事業にも参入しました。
ホテル事業、アパレル小売事業、メガソーラー事業、LED照明への参入により、創業125周年を迎えた老舗企業ながら、現在も多方面で成長を続けています。

地域活性化・栄再開発への取り組み

興和株式会社が本社を構える名古屋市の地域活性化にも積極的に取り組んでおり、1999年には名古屋観光ホテルを子会社化し、2017年には、かつて栄の老舗百貨店を経営していた丸栄を完全子会社化しました。

百貨店としての丸栄は2018年に閉店してしまいましたが、興和が所有するビルを含めた栄一帯で2027年を目途に再開発を進めており、2022年には丸栄跡地に新たな商業施設「マルエイガレリア」がオープンしています。

また、2020年にはナゴヤドームのネーミングライツを獲得し、2021年より5年間「バンテリンドーム ナゴヤ」と名付けられ、地域活性化に貢献しています。

愛知県表彰の受賞

三輪芳弘さんは表彰実績もあり、2022年には「保健医療功労者」として第74回愛知県表彰を受賞しました。
この表彰は、薬業界の振興・発展に関する三輪芳弘さんの功績が評価された結果です。

今回の受賞に際して、三輪芳弘さんは下記のようにコメントしており、今後も興和株式会社代表としての活躍が期待されます。

この受賞を励みに、今後も微力ではございますが、薬業界の発展とともに患者さんや 生活者の生活の質(QOL)向上に貢献できるよう、努めてまいりたいと存じます。

https://www.kowa.co.jp/news/2022/news221104.pdf

三輪芳弘の評判

三輪芳弘さんは興和株式会社の社長として、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、マスクの生産や増産を発表し、多くの評判を得ました。
その他にも名古屋市栄の再開発を受けて、ネット上には「三輪芳弘社長の志が素晴らしい。」という評判が見受けられました。

興和株式会社とは

三輪芳弘さんが代表取締役社長を務める興和株式会社とは、愛知県名古屋市に本社を構えており、これまでに多くのコーワブランドを手掛け、2019年に創業125周年を迎えた老舗企業です。
「ウナクール」や「キューピーコーワゴールド」などの製品名や、カエルのキャラクターはご存知の方も多いと思います。
その他にも「三次元マスク」などを生産しており国内マスク最大手のユニ・チャームに次ぐマスク生産会社としても有名です。

現在は、こういった健康・医療事業だけでなく不動産事業や光学・電機事業など多くの事業展開を行っています。

会社概要

興和ロゴ

興和株式会社の会社概要は以下の通りです。


名称:興和株式会社
設立:1894年12月25日
代表:代表取締役社長 三輪芳弘
資本金:3,840百万円
売上高:743,197百万円 (2023年3月期決算:連結)
従業員数:7,865名 (2023年3月現在:連結)
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦三丁目6番29号
事業内容:
【商社部門】繊維・機械・建材・船舶・鉱物資源・化成品原料・生活関連物資などの輸出入/三国間貿易および国内販売
【メーカー部門】OTC・医療用医薬品・医療用機器の研究開発・製造販売/FAビジョンユニット・セキュリティビジョンユニットの製造販売/ロボットシステムインテグレーター業務/レンズ・カメラ等のハードウェアの研究開発/システム系・組込み系およびAI等のソフトウェア研究開発/省エネ・創エネソリューションの販売/省人化ソリューションの販売/環境配慮型建築の施工販売
HP:https://www.kowa.co.jp/index.html


興和の商品

三輪芳弘さんが代表を務める興和株式会社では、OTC医薬品を始め、様々な商品を販売しています。
ここでは、その中の一部を紹介します。

興和商品

【OTC医薬品】
・アイフリーコーワ
・ウナコーワ
・液キャベコーワ
・キャベジンコーワ
・キューピーコーワゴールド
・コルゲンコーワ
・ザ・ガードコーワ
・三次元マスク
・バンテリンコーワ
・リザレックコーワ

【医療用医薬品】
・パルモディア:高脂血症治療剤
・デベルザ:2型糖尿病治療剤
・セレニカ:血清カリウム抑制剤
・カリメート:抗てんかん剤、躁病躁状態治療剤、片頭痛治療剤

光学機器

【光学機器】
・スポッティングスコープ
・双眼鏡
・観光用望遠鏡

【照明器具】
・LED照明スタンド(ルピナス)
・LED照明器具(ルクセラ)

ファッションブランド

【ファッションブランド】
タオル・ルームウェア等(TENERITA)

三輪芳弘の年収・総資産

三輪芳弘さんの年収や総資産は公開されていませんでした。
しかし、興和株式会社の2018年の役員報酬総額は5億8100万円であり、1人あたり2640万円であることから、三輪芳弘さんの年収は数千万円であることが推測できます。

また、興和株式会社の1,83%の株を所有する主要株主であったり、代々社長を受け継ぐ三輪一族であったり、豪邸に住んでいることから、総資産は相当な額であると考えられます。

今後のビジョン

三輪芳弘さんは、興和株式会社の社長メッセージにて、今後のビジョンを記されていました。

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  • 今後も「健康と環境」をテーマに事業展開を行い、常識にとらわれない新たな価値創造に努めていく

  • Society5.0(仮想空間と現実空間を融合させたシステムにより経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会)の実現を見据えたAIやIoTに対応したものづくりにも積極的に取り組む

  • 事業活動を通じて、将来世代に継承する持続可能な社会の実現と、伸びやかで豊かな社会の創造に貢献していく

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これからも時代の変化をとらえてチャレンジしつづけていく、三輪芳弘さんと興和株式会社の活躍に注目です。

まとめ

今回は、三輪芳弘さんの経歴や実績、評判、家族についてなどの内容を調べてみました。
興和株式会社は有名な会社ですので、三輪芳弘さんのプライベート情報もたくさん出てくるかと思いましたが、思ったより公開されている情報が少なかった印象です。

これまでにも多くの実績を残されましたが、まだまだ現役で、名古屋栄の再開発なども進めている途中ですので、今後の活躍にも期待できます。

これからの季節はコーワブランドのウナクールにお世話になる方も多いのではないでしょうか。

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