ONE TEAM

今年を振り返り、まず思い出すのが「ラグビーワールドカップ」です。
ラグビー、本当にすごかったです。
僕は初めてラグビーワールドカップを観て、そのおもしろさに一気に引き込まれました。
まずは、あの迫力です。素人が入ったらひとたまりもないぞ、という大迫力には多くの人が惹きつけられたのではないでしょうか。
そして、さらにおもしろいポイントが、試合を有利に進めるのが難しいようなところです。たとえば、ゴールライン1メートル手前まで攻めて、よし、これはいける!と思うのですが、あとちょっとのところでだめだったり、ボールを味方に渡して逃げ回ってゴールできそうですが、それをさせない人たちがいるから失敗が生まれ、その失敗が相手にとってはチャンス。まさにピンチとチャンスが表裏一体のスポーツであり、観ていてハラハラ…ドキドキ…でした。

そしてなによりも、様々な文化を持つ選手たちが結束した「ONE TEAM」は、観ていて本当に気持ちよかったです。人種や国籍に関係なく仲間はできるものだということがよくわかりました。少し大げさかもしれませんが、『国境なき世界』という、人類の秘めた大きな夢が、実現している場面(未来)を見ているようでもありました。
ラグビーワールドカップ、ほんとうに最高でした。まだ「ラグビーファン」とは言えませんが、「ラグビーワールドカップの大ファン」になったことで、楽しみがひとつ増えた2019年でした。


さて、そんな2019年も残すところ、あと1日です
今年も世界中でいろんなことがありました。身近なコミュニティーでも、自分自身にも、そしてウォームハートでもいろいろありました。
そんなウォームハートの2019年は「準備期間の年」だったような気がしています。ちょっとした会話でも、ミーティングでも、よく原点に返り、あらゆる物事を見直していました。
「本当に大丈夫?」「本当にこれでいいの?」と、落ち着いて、冷静に、自分たちの取り組みや気持ちを確認し合ったり、偏った思考になっていないか?と、自分たちを客観視するようにしたり、物事と心の整理しながら、地道に、そして着実に未来を創る準備をしていたように思います。時間がかかることもありましたが、とても意味のある、大事な時間(年)でした。

一方、おんしんスープは「試行錯誤の年」でした。
なにがいいのかな?もっといい方法はないかな?と、考えては試して、変更して、また考えて、、を繰り返していました。
とにかくみんなでいろいろやりました。おかげでお店がたくましくなったような気がしています。これは大変だ、という場面に遭遇しても、どこかに「大丈夫。」という安心感が芽生えてきたのは、今年の大収穫です。
それにしても、お客さんからの「美味しかったです!」、「また来ます!」という一言は、ほんとうにうれしいものです。
さらに、「ファンになっちゃったよ〜」と言ってくれるご年配の方、「いつもので!」と言ってくれるお子さんまで。自分たちで言うのもなんですが、これはなかなかすごいことだと思っています。
お客さんも、自分たちも、この場があってよかった、と思う瞬間です。
これ以上のことはありません。課題はまだまだありますが、なによりも大事にしていきたいのは、お客さん、地域の方々、自分たちにとって「うれしい」がある場であることです。
いつでもそこを目指していきたいと思っています。

さて、少し長くなりましたが、今年も一年ありがとうございました。
おいしいごはん、健康、笑顔、気兼ねなく話せる友だち、家族や職場の仲間の元気な姿、仲間と一緒にがんばっていられていること、ほんとうにありがたいことです。
少し立ち止まり、ゆっくりと、いろんなことを想像してみると、つくづく「今」の素晴らしさを感じます。
有限である「今」を大切に、来年も歩んでいけたらいいなと思っています。

最後に、ウォームハート、おんしんスープの皆さま、今年も一年お疲れ様でした!うれしかったこと、大変だったこと、ひっそり悩んだこと、みんないろいろあったと思います。でも、まずはこの1年がんばった自分たちを褒めてもいいんじゃないでしょうか。

自分たちへ、
『今年1年、よくやりました! ありがとうございました。』です。

それでは、来年もよろしくお願いいたします!
良いお年をお迎えください。

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小林 千誉

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