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Smpltrek雑感

5月にkick sterterでプレッジしたSmpltrekがようやく手元に来た。
待たされた事もあり、久しぶりに限界突破ばりにテンションが上がる
MNGでした。
んでちょろちょろいじった感じの雑感を。

いきなりイメージと違う

これは僕が勝手に抱いていたイメージだけど、
手軽にサンプリング出来て編集もディスプレイで出来るしって事でPO-33の上位版みたいなイメージだったわけですが、どうやらコイツは違うとw
もっとDAWに寄せた…ポータブルなAbletonという感じですかね。
その感じを感じつつも無視してバンバンサンプリングしていくスタイルで使用&ブレイクスをチョップする為、しこたま本体に流し込みしていて色々不満点が出てきました。
このnote不満しか書いてない気がする。
改善要望点ね!

1.内臓マイクと内臓スピーカーの切り替えが面倒。

入力先変更画面を開く→内臓マイク選択→サンプリング→✳︎入力先変更画面を開く→内臓マイク以外を選択→この手順を踏んで内臓スピーカーから出力可になるのだが✳︎の入力先を元に戻す作業がホントに面倒。
触り初めの時、なんで音出ないんだ?っていうのを何回かやった。

改善されました。
2.スライスしたサンプルをそのままドラムキットに出来ない。

一回それぞれの音をpool(サンプル保管庫)にwavで書き出して、それを使ってドラムキットを手動で組むという手順を踏まないとキット化出来ない。
プロジェクトにそのまま流し込む選択肢もあるが、何故かスライスサンプル毎にショットトラックが作成され、それを使用してチョップをすることになる。
「…?何が問題なのか?」と思うでしょう?
スライスサンプル毎にトラックが作成されるんですよ。因みに1プロジェクトで使えるトラックは長尺用のグローバルトラックを除くと最大10トラックまでなわけですよ。
正直何故こうなったと思わざるを得ない仕様。
ドラムトラックは1プロジェクトにつき1トラックというのもちょっとだけ残念。

3.ドラムトラックにピッチが無い

もう言いたい事はただ一つ!つけてくれ!
オートメーションにもつけてくれ!頼む!

4.同期に難あり

これはファームウェア1.1の機能紹介があった
(らしいが見つけられなかった)動画内でも話があったんだけど、
midiやsyncで同期されるとクリップがループしない問題がある。


どういう事かと言うと、smpltrekのプロジェクトはトラック→シーン→クリップの順に入れ子構造になっていて、
シーンが4barに対してクリップが2barのサイズしかない時、通常再生するとシーンのサイズまでクリップがループしてくれるのですが、
同期させると2bar再生しきったところで停止するんです。
これめちゃくちゃMIDIの設定関係弄ったけど解決しなかった理由が動画見て判明しました。

5.タイムストレッチがテンポ追従式じゃない

タイムストレッチを「かける」事は出来るけど基本固定。
プロジェクトのテンポを変えてもクリップのテンポは変わらない。
ライブルーピングが出来るようになれば改善されそうだが…(追記:ダメでしたw)

6.ライブに使えそうなエフェクトが無い

ルーパーとかグラニュラー系とかぶっ壊し系のエフェクターが無いのでただの再生機になってしまいがち

まだ未完成感がすごい

6で顕著に感じたのはこれは現状ライブ用のマシンでは無いなという事。
作り手側からしたらこっちは最初からそのつもりだが?
という感じかもしれないけどw
手元に来る前にyoutuber達のお先にレビュー動画を何個か見たが、
みんな結構ボロクソ言った後に「だがこの機材はヤバい可能性を秘めてる!」っていうパターンだったんだけど、
何かその感じすごい納得したんよね。使ってみて。
機材は売らないで有名(?)な僕がよぎったもんね、うっすらw

なので、何人か周辺で「買おうかな」みたいな人がいたけど、
正直まだ様子見で良いと思う。
僕もライブセットに入れるのはやめて、しばらくは遊びで使用する事にした。

とりあえず1.1でライブルーピングが実装されるかもとの事なので、
何となくライブルーピングの使い方わかってきたら配信か何かでオケラtoGO氏とレビューしようと思います。

追記:1.1アップデート後

とりあえずライブルーピングが出来るようになったという感じ。
記事内4、5あたりはまだ解決されず。
タイムストレッチ追従出来ないって事はテンポ検知してくれないので、
ライブルーピングも自由なテンポで演奏する事は出来ないという…。

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