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今日もドンブラザーズの日記になっちゃう、月曜日なのに

ドンブラザーズが面白くてさあ!!こまるね!!

平成ライダーを手がけた白倉Pと井上敏樹がドンブラザーズで再びタッグを組んだってことなので、まずは平成ライダーを思い出さないといけないね、と思って、ユリイカの平成ライダー特集号?を買ってゆっくり読んでいたのが、ついに読み終わった!

2012年、ウィザードが始まった頃に出た本ですね。ちょうど僕が仮面ライダーへの関心を維持出来なくなって見なくなった時期でもある。

ウィザードの評判ってあんまり聞かないというか、「面白い!」って話題になってるところを見たことがない。たまたま?ゴーストも僕の中では同じ印象になっている。実際のとこどうなんだ?面白いのか?

それはともかく、ユリイカはシン・ゴジラの特集号しかちゃんと読んだことがなくて、そっちは『シン・ゴジラ』という一つの作品について色んな肩書きの人が書いていたので、それぞれの着眼点だったり、シン・ゴジラという映画を何に準えて語るか?という点で違いが出ているのが面白かった。

一方で、平成ライダーってもちろん当時でも13作あったので、一つの作品にそこまで紙面を割けないし、『シン・ゴジラ』の号の、「他の人もこの作品について書くなら、おれはこういうこと書いちゃうもんね」みたいな感じが薄いと思ってしまった。

それはそれとして、読んでてハッとしたことがいくつかあったので、ここに書いておこうかな。

仮面ライダーアギトには、「青年」という神様みたいな存在が居て、人間の可能性を信じ、アギトの力を人類に授ける「光の青年」と、人間を愛するが故に、可能性が暴走するのを恐れて人間を襲う「闇の青年」という二者が登場する。

この感じ、ドンブラザーズと脳人の関係性に似てないですか?

人間の欲望を受け入れ、その欲望が暴走してヒトツ鬼となった時は必殺技で正常に戻す「ドンブラザーズ」と、人間を愛しながらも、その欲望を嫌悪してヒトツ鬼を消去する「脳人」、こんなところにも過去の井上敏樹作品と共通するモチーフがあったとは…。

アギトって、人間の可能性を信じる物語だったので、ドンブラザーズも不穏なところがいっぱいあって怖いけど、でもラストに向かってお供たちの人間性を肯定する物語として突っ走ってくれるって、信じてるからね…!

あと、仮面ライダーキバでは、正義と悪の二項対立ではなく、正義(=イクサ、名護啓介)と美(=ファンガイア)はそれぞれ暴走すれば悪に転じうる、そして、その狭間で葛藤する主人公、紅渡の物語が描かれてきた訳ですが、この、正義と善を異なる評価軸で捉える感じも、ドンブラザーズと共通する部分では…?と思いました。

そういえば、これも買いました。

『SF・特撮ビジュアルマガジン 宇宙船』、初めて買いました!

ドンオニタイジンやロボタロウ、ドンドラゴクウとドンムラサメの写真が山ほどあったり、石川雷蔵くんのインタビューもありました。

中でも見逃せないのが、白倉Pと井上敏樹の対談記事で、気になる人は是非買って読んで欲しいのですが、井上敏樹先生によると、最終回は泣けるハッピーエンドになるらしいです。

井上敏樹先生を信じていこ!!!!!がんばろ!!!!!な!!!!!

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