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ドンブラザーズ ドン45話 カカむらガガむら の感想

キャア〜〜〜〜〜〜!!!!!

1話完結のフォーマットが!!!!!ついに!!!!!崩れた!!!!!

次の戦隊のロボもゲストで出てきた!!!!!

終わろうとしている!!!!!

オイ!!!!!終わるな!!!!!バカ!!!!!!!!!!

ハァ…ハァ…

終わんのか〜

そっか〜

タロウ、どうなっちゃうんだろうね

タロウは何でもできちゃうから、夢を持つことができないし、夢にひたむきな人を理解できない。というのが前々回描写されたように、ここに来て、タロウが完璧超人であるが故の悲哀が強調されていますよね。

ということは、この悲哀を払拭して、人間らしく等身大の夢と共に、仲間たちとの日常を生きていく、みたいなエンディングになるんじゃないかな、というか、そんな感じでハッピーエンドに向かってくれないと、僕の精神に大打撃が加わって立ち直れず、労働・家事・その他生活のあらゆる要素が立ち行かなくなり、家庭は崩壊、職を失って路頭に迷う、みたいなことになってしまうので、そこんとこ、わかってほしいですね。

でも、今回のタロウの、ドン家の責任を果たす為に躊躇いなく自己犠牲に身を投じる感じって、ヒーロー然としているというか、人間らしさとは対極的なんだけど、それでもその動機の一端には、犬塚と雉野の関係性を改善したい、ジロウをドン家の責務に巻き込みたくない、というお供たちへの情みたいなものは間違いなくあるとは思うんですよね。獣人を殺そうとした犬塚を止めたのも、ドン家としての責任感だけではなく、被造物としての獣人への同情もあると思う。

そういう、超越性と人間らしい情が同居しているところがタロウの魅力でもあるので、等身大の人間に縮こまるのではなく、ワーッハッハッと笑い飛ばして悲哀を乗り越えるほうがタロウらしいのかもな…とも思っている。

「悲しみを退治していく 絶対に俺こそオンリーワン」ってそういうことですか?及川眠子さん!!!そうなんですか???

そして、ペンギンの獣人の正体がジロウの育ての親、寺崎さんだと判明しましたね。

順当にいけばジロウがペンギンの獣人だと思っていたので、もしそうだったら、ヒーローになるはずのボクが、獣人…?的な、ジロウの自己同一性を打ち砕く悲惨な物語になると思って身構えていたのですが、今のところそこまで不穏じゃなくて、ちょっと安心しました。

いや、地元の人間は友達も恋人も全部まぼろしで、育ての親は自分を勝手に不可殺の者に変えてドン家の責務を背負わせようとしているって、これもだいぶ悲惨ではあるんですけどね。でもまだジロウはその事実に気づいてないし、獣人化はタロウが身を挺して阻止したし、まだ救いはある方なのかなってね…。

でも次回、ジロウも全部知っちゃうんだろうな…。切ないね…。

予告だと鶴の獣人が退場しそうな様子ではあるのですが…そうなると雉野はもう救われないの?ということになるし、次回、どうなっちゃうんしょうね?

白倉さんが公式ブログで、ドンブラザーズのテーマは“縁”だと書かれていて、その文章がすごく素敵でグッときたのですが、だとすると獣人達を倒しておしまい、森にみんな閉じ込めておしまい、というのも違うんじゃないの、とも思うんですよね。

鶴の獣人はタロウ以上に人間を理解している、という本人の台詞もありましたが、そんな存在を排除したとして、それで“縁”がテーマなんて言えるのか…?何らかの形で繋がりを維持するべきではないのか…?

犬塚が雉野に「みほは居ない」と言っていたけど、じゃあ雉野とみほちゃんの関係性に価値が無かったかと言えば、そんなことはないと思うんですよね。だから、雉野とみほちゃんの偽りの関係性を清算することができました、めでたしめでたし、というのもなんかモヤモヤする。

どうなるんだろうね、次回ね。まず雉野が脳人に封印されているので、そこもどうにかしないといけなくて、そして雉野とみほ周りのドラマ、ジロウと寺崎さんのドラマをやりつつ、ペンギンの獣人になったタロウがどうにかなって、脳人(456)との対決とかもしないといけないし、これ、次回で全部いけますか?視聴者の脳は耐えられますか?

次回、怒涛の展開が面白すぎて僕の脳に大ダメージが加わり、労働・家事・その他生活のあらゆる要素が立ち行かなくなり、家庭は崩壊、職を失って路頭に迷う、みたいなことになってしまうのかもしれません…。そのときは、優しく手を差し伸べてくださいね…。

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