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映像研7巻すごすぎ

すごすぎ

●第45話 金森モデル代行

金森氏がモデルの仕事を受けるまでのテンポ、カットが切り替わる(ページを捲る)と、時間が飛んで撮影日当日になる感じとか、映像的な演出っぽくてたまんないすね。

登場するのは今回限りかもしれないけど、編集者のキャラデザも独特のデフォルメ度合いでいいですね。

そんで、服もメイクもヘアメイクもポージングも全部かっこいいね〜!!!映像研のこういう画集出してくれ!!!

●第46話 伝わりやすく

この巻で1番刺さった…。わかるよ浅草氏…自分の頭の中にあるものを人に伝えようとして、順を追ってロジックを組み立てるつもりだけど、聞く人からしたら情報量が増えてよくわからず上手く伝わらない、みたいなこと…よくあるよね…。

特に、説明しながら、相手のよく伝わってない顔を見るとどんどん焦って、自分が何を喋っているのかわからなくなってしまう。

結論をズバッと言ったらいいんだろうけど、その結論を導く土台になる情報の後ろ盾が無いと、その結論を表明しても伝わらないような気がしてしまう。なんとかなりませんか?

●第47話 ちゃんと相談しろ

相談したらいいんですね!わかりました!

浅草氏と性格も嗜好も異なる桜田氏が、浅草氏の考えを伝わりやすい形に媒介する役割になるのって、なんかいいですよね。桜田氏が浅草氏の作品を見て、不足している部分を指摘する、それも一つの対話だと思うし、このやり取りを通してお互いの理解度も上がっているように思う。

作品を作る様子を描くことで、関係性の構築も同時に描く、というのをこんなに自然に描けるのってすごくない?

●第48話 ライバル

水崎氏の「どっかの誰かに、私がここにいると知らせたい」も、浅草氏の「最強の世界(妄想)を形にしたい」も、どこまでいってもゴールが無い目標なので、こうして事あるごとにその目標に燃える姿を見せてくれると、やっぱり熱くなりますね。

マチェットの予告を作っていた頃の熱量の延長線上に、マチェット本編を作っている今の熱量があるっていうことが示されると、その分感動も増幅しちゃうよね…!

●第49話 飛べ

絵コンテの、製作者の意図が伝わる快楽と、絵の快楽が同居するものって、それって漫画なのかもしれないけど、こんな漫画は見たことない!おもしろい!

●第50話 戦闘

マジの戦車???

「頑張って作ったんだ‼︎邪魔させないぞ‼︎」このコマで泣いちゃいました。そうだよね。頑張ったもんね。

ロボ研、釣り部?も出てきて、総力戦!て感じで熱かった、映像研ってもっと淡々とした漫画だと思ってたけど、今巻は素直に熱い展開が多いですね。

●第51話 出陣

ストレートに怒りを表明できない浅草氏の言葉を、桜田氏が代弁するの、この巻のクライマックスとしてこの上ない展開ですね、グッときました!

ぶちのめせ!!!!!

8巻楽しみすぎる!!!無理のない範囲で描いてください!!!

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