チェンソーマンのOPずっと見ちゃってヤバいすね

やば〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!

芝居と情報量と文脈の暴力か???ありがとうございます!!!!!

昨日、というか一昨日か、チェンソーマン第一話が放送されて、深夜に放送されても、仕事も朝早いから見られないですからね、録画を翌日に見るしかないわけで、そんな日に限って残業、ア!!!と叫びながら半端なところでケリつけて帰路に着いて、夜になってようやく視聴できた、そのテンションが残った状態で今これを書いています!

評判は聞いてたんですけど、OPの映像めちゃくちゃいいですね!冒頭から藤本タツキの好きそうな映画のオマージュ連発でね、藤本タツキの好きな映画って、藤本タツキの作品を見てると、あっ、確かに好きそう、と思うし、藤本タツキ作品と不可分なところもあると思うので、そんな作品の要素がチェンソーマンに還元されるってのがなんか嬉しいっていうか、藤本タツキが養分として摂取したものが血肉になったことの証明でもあるようで、それが嬉しくてさ、いくらでも見てしまう。そうだろ???

いや、知ったようなこと言いましたけど、レザボアドッグスもビッグリボウスキも見たことないんです…すいません!!!!!許して!!!!!

パルプフィクションとかファイトクラブとかコンスタンティンなんかは見たことあるけど、正直オマージュには気づかず…お恥ずかしい限りでごぜえやす…へへっ…。ワンスアポンアタイムインハリウッドとか貞子vs伽耶子はわかったけどね、特に前者は藤本タツキの読み切りの『ルックバック』でもオマージュを捧げられていたのでね、やっぱり印象深いですよね。

タランティーノだとぼくはデスプルーフ in グラインドハウスが1番好きなんですけど、そういえばこれもチェンソーマンの単行本コメントがきっかけでみたような記憶がある。そして今日たまたま見ていた黒沢清の『降霊』も、チェンソーマンの単行本コメントで挙げられていた映画ですね。これも面白かったし、チェンソーマンが好きなら、藤本タツキが単行本で挙げている映画はみんな好きなんじゃないかな、と思います。

映画の元ネタがわかるとかわからないとか、その辺はどうでもいいとして、OP映像の冒頭から、実写映画が元になっている分、写実的な人間の動きが各キャラクターの芝居に落とし込んであって、そこがいいんですよね。岸辺の銃口がフラつくところとか、最高ですよね。アニメーションって、絵の動きで重力とか質感とか人間性とかを感じられるところが面白さだと思うので、単純に見ているだけで得られる快楽が多い。アニメーションの芝居ひとつひとつが、キャラクターの関係性とか作者の映画の好みとか、とにかく膨大な情報量を持っているので、それをこの短時間で浴びせられたらもう助からないですよ、溺れちゃいますよね。

あと、曲もいい、米津玄師ってもっとしっとりしつつUSのポップスのニュアンスも含みつつ、みたいなイメージだったけど、これはもうシャウトシャウトで御座いますって、米津玄師ってこんな感じだっけ?でもいいんじゃない?と思っています。歌詞も断片的にしか聞き取れないけど、マキマとデンジの心情、汲んじゃってるね、もう全部の主題歌を任せちゃってもいいんじゃないかな、米津玄師さん、よろしくお願いします!

アニメ本編も、もちろん良かった、役者の芝居も背景美術とかライティングとか構図も良かった、良かったけど、CGって難しいですね、3Dモデルを使って芝居をしようとしてるのは感じたけど、そこはまだ手書きの方が上手かな、OP映像の方がその辺上手く出来てるかな、と思ってしまっています…。

やっぱりOPでオマージュした映画、全部見たいな…忘れちゃったやつももう一回みたい。最近あんまり映画見てなかったけど、チェンソーマンを見たら映画みたい欲が湧いてきた。まずはレザボアドッグスか?見るぞ!!!ア!!!!!

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