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45.なんでもかんでもNo.1

この前、調べものをしていた際に国内シェアNo.1とかいう売り文句が出てたとき、ふと、この手の宣伝ってなんでもNo.1て言うよねって思いました。

自称No.1

いわゆる自社内の比較で終わってるケースです。
当社比No.1とか当社の顧客満足度No.1とかって極めて主観的な主張とかはよく聞きます。
これ、ぶっちゃけた話、情報の信憑性ってほとんど無くないですか?
信じるかどうかはその会社の日頃の行い次第で、その会社についてデータ改ざんとかの悪い噂を聞いたら嘘と思われるだけです。

限定的No.1

ある程度客観的に見えて実は操作できるNo.1です。
極端な話にはなりますが、ある商品が売れたその瞬間だけ切り取れば販売数No.1になれます。
そんなあほなことをしているところはさすがにないと思いますけどね。
ちなみに冒頭で調べた商品に関しては、自称じゃなくて一応複数のサイトで同じこと書かれていたので、信憑性はそれなりにありそうですが、一部の記事では国内No.1でないこともありました。
真相は分かりませんが、もしかしたら、推しの商品の宣伝のために有利になる範囲の情報を切り取って意図的に別の商品をNo.1にしようとしたのかもしれませんね。
いや、実は複数社に自社が有利になる記事書いてもらったのかもしれないし、うーん・・・
といった感じで深く考えるとよくわからなくなってきます(笑)

No.1をひねり出しているだけましかもしれないけど・・・

とまあ、No.1をこき下ろしては来ましたが、商品を魅力的に見せるために頑張っているっていう姿勢はいいことだと思います。
ただ、宣伝効果としてはこれだけでは弱いと思います。
どこ見てもNo.1だらけなんで話を真に受ける人はほとんどいません。
No.1かどうかは書いても書かなくても客には特に響かないので、それにこだわるより「刺さる一言」をアピールする方が大事だと思います。
・・・まあ、○○No.1をひねり出すより数値化しにくい「刺さる一言」を見つける方が難易度が高いんですけどね。


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