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2次試験対策 3月にすること


みなさん、こんにちは。
早稲田出版・TBC受験研究会講師の櫻野景子です。



今回は、中小企業診断士2次試験対策として、3月にしておきたいことをお伝えします。
3月は年度末であったり、新しい環境への切り替えなどが重なり、何かと忙しい時期ですよね。
だからこそ学習計画を立てて、計画通りに進める意識を強く持つことが大事です。

それでは、3月にすることをみていきましょう。


2次試験対策 3月の勉強内容
①  TBC 速修2次テキスト 第4章 抽象化ブロックシート 事例Ⅲ

②  TBC 2次集中DVD通信講座  実力完成演習①
③ 事例Ⅳ特訓 or   過去問

①抽象化ブロックシートの暗記
1日5分、仕事の休憩時間、通勤中、歯磨きタイムなど、
日々のちょっとした時間に
抽象化ブロックシートを暗記する、眺めることを習慣化させましょう。

3月は「事例Ⅲ編」を覚えます。
「事例Ⅲ編」は約40シートあるので、「1日2シート」のペースで覚えていきましょう。
さらに1月、2月に覚えた「共通編」「事例Ⅰ編」「事例Ⅱ編」も合わせて回していきます。
「共通編」から「事例Ⅲ」のシート数を合計すると約140シート。
1シート1分で確認、それが5シートで、1日5分。
これなら無理なく出来そうな気がしてきますね。


②  TBC 2次集中DVD通信講座  実力完成演習①
DVD通信講座を受けている方は、いよいよTBC受験研究会の新作オリジナル事例問題に取り組んでいきます。

TBCの2次演習問題は、回数を重ねるごとに難しくなるというわけではなく、最初からしっかり難しくて手強いです。

初学者の方は、出来なくても落ち込まずに、本試験のレベルに慣れる回として捉えましょう。

2次試験リベンジの方は、本試験を想定して80分で対応できるように、タイムマネジメントを意識しましょう。


実際に今回の実力完成演習①を解いてみました。
一例として、事例Ⅲでの私の時間配分をご紹介します。

①設問読み 2分
②与件文読み 18分
③情報整理・解答骨子作成 15分
④解答作成 45分

私の解き方は、解答用紙のマス目にいきなり解答を埋めるのではなく、
先に解答の骨子をひととおり組み立ててからマス目を埋めていく進め方です。

設問数が5問あれば、5問すべての解答骨子をメモしていき、最後に解答用紙に書いていきます。

設問に対応する与件文や理論の切り分け、解答の一貫性を取るためにこのような解き方をしているのですが、
時間配分に失敗すると、解答骨子は組み立てたのに解答用紙に書けなかったという悲しい事態が起きます。
よって、時間配分がとても重要なのです。

さらに、近年の事例Ⅲは与件文の情報量が多く、情報整理に思っている以上の時間がかかる恐れがあります。

そのため、③の情報整理の時間配分は、想定10分+バッファ5分の計15分で設定しました。
解答骨子の組み立てに悩んでペンが止まったら、もう一度落ち着いて与件文を読んで考える時間を設けておきます。

④解答作成リードタイムは40分。
私の場合は40分確保していないと全部書ききれないと設定しています。
みなさんの解答作成リードタイムは何分ですか?
ぜひ、演習問題を通してご自身のリードタイムを設定してみてくださいね。


③  TBC 2次集中DVD通信講座 事例Ⅳ特訓演習 or   過去問
事例Ⅳは、継続的に触れておきましょう。
特訓演習で間違った問題は最低3回繰り返し解いて、解法を身体にたたき込みます。


そして、余力ある方は、過去問への取り組みもおすすめします。

おすすめ過去問
令和元年(2019年)事例Ⅲ

完全に主観ですが、与件文の分析、問題点の特定、生産管理1次試験知識の活用、解答の一貫性など、事例Ⅲの解答の軸となる考え方が深まる名作だと思っています。
ご興味がある方はぜひ取り組んでみてください。





以上が3月に取り組みたい学習内容になります。
参考になれば幸いです。


引き続き、試験対策を頑張っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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