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季節型うつ病

【要約】
 季節型うつ病とは主に秋から冬にかけて、倦怠感が増し、食欲や睡眠時間が増加するようなうつ病のタイプで、春になると症状が改善します。冬眠に似ており、メカニズムについても研究されています。気分の落ち込みが少ないため、うつ病と診断されないことがあります。高緯度地域、若者に多いと言われています。まれに夏に調子を崩す人もいます。
 春夏にかけて軽躁状態になる人もいて、その場合は躁鬱病と診断されます。春の自殺リスクが高いと言われています。
 光療法の併用が有効性が高いかもしれないことが示唆されており、夏はサングラスを使うこと、冬はライトボックス(1日30〜60分)を使うと効果があるかもしれません。

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