第8回 2次選考を突破する1週間で出来る対策とは?前編

前回の記事では早稲田大学新思考入試(地域連携型)2次選考の概要をご紹介しました。2次選考の大まかなイメージをつかんで頂けたでしょうか?

今回と次回の記事では2次選考を受験するにあたっての具体的な対策について私の経験を踏まえてお伝えします。

その前に皆さんに質問したいことがあります。

あなたが受験するのは早稲田大学新思考入試(地域連携型)のみですか?

おそらく多くの人の答えはNOだと思います。きっと早稲田大学の一般入試や他大の一般入試、共通テストなどを受験することでしょう。もしかしたら国公立大学の入試を考えている人もいるかもしれません。それらの入試の合格をつかみ取るためにはは莫大な時間の勉強が必要になるでしょう。

つまり

皆さんには新思考入試2次選考のためにたっぷりと時間を使う余裕はないんです

私が提案する2次選考を突破するための学習プランにかかる期間はタイトルにある通り

1週間です

私は早稲田大学法学部がもとから第1志望でしたが、基本的には一般入試での入学を考えていました。もちろん多くの学習時間が必要です。そんな私が新思考入試の2次選考を突破するためにかけた時間は

1日3時間の学習を1週間です

皆さんも1日のうち新思考入試にかける時間は3時間にし、あとの時間は一般入試の勉強のために活用しましょう。決して2次選考直前の1週間といえど一般入試のための学習を怠ってはいけません。

それでは実際の小論文対策の紹介に移りますが、今回の記事では2次選考で課される資料読み取り型の小論文と提出した課題レポートに関する小論文のうち資料読み取り型の小論文対策を紹介していきます。次回の記事で課題レポートに関する小論文の対策を紹介します。

資料読み取り型の小論文対策

 資料読み取り型の小論文対策としては以下の4つの点があげられます。

①知識を得る

   小論文は資料を読み取る力と思考力を試すことが目的の試験といえど前提となる知識は必須です。では具体的に何を学習すれば良いのでしょうか?それは主に政治・経済や現代社会、地理の学習分野に含まれる日本の社会問題に関連する事柄です。たしかに、これらの科目を学校で選択していない人が1から10まですべて学習するのは受験まで余裕のある1年生や2年生ならともかく、受験まで余裕のない受験生には難しいことかもしれません。ですが安心して下さい。新思考入試で必要なのはこれら3科目を全て学習することではありません。新思考入試で必要となる知識はある程度限定されています。

実は新思考入試を攻略するために最低限必要な学習分野はたった1つだけなのです。

それは

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