見出し画像

「自分の強みとは」 2年・高原歩希

こんにちは。2年マネージャー林からブログリレーを引き継ぎました、2年マネージャーの高原歩希です。"日本を可愛さでリードする存在"なんて書かれていますが、違います。そんな厚かましいことは思っておりませんのでご容赦ください。


いきなりですが、皆さんは「自分の強み」がありますか?
それをちゃんと自分で分かって、自負して、表現できていますか。


私はというと…
正直分かっていません。だから、もちろん何も表現できていません。


最近、この組織においての「自分の強み」とは何なのかと考えることが多くあります。
考えれば考えるほど、自分はこの組織に何も還元できていないのではないかと感じ、自分の強みが分からなくなります。
去年の部員ブログで私は、「最後の学生生活である大学では、新しいことに挑戦しながら自分を成長させる4年間にしたい。」と思いを綴りましたが、現在自分が何をしたいのか見失っています。

ア式の外にいる私の友人たちは、将来何をしたいのか明確であったり、既にインターンを行なっていたり、バイトに励み留学資金を稼ぎ留学しています。

同期のマネージャーのたくや(2年・羽田拓矢)やはるき(2年・西川玄記)はより良い部活環境を創るためにア式の外に出て活動し、林(2年・林隆生)は学連で活躍し、SNSを使いこなしてア式の広報や、カメラやソフトを駆使してかっこいい画像編集とかを行なったりしています。

選手のゆうすけ(2年・須藤友介)だってサッカーの活動+ア式の公式マスコットキャラクター・アルフの責任者として活躍し、もちろんサッカーでも琢(2年・上川琢)はビッグセーブの連発、まさ(2年・杉田将宏)は10/20の大学リーグ(vs立正大学、2○1)であったように決勝点を決めチームを勝利に導きました。


その他にも私の周りはすごい人たちばかりで、そんな中に自分がいるととても不安に思います。情けないし、このままではダメだと自分が一番理解しています。今頃こんなことを考えるのは遅いと百も承知ですが、自分には何ができるのだろうと日々考えています。

思い返せば中学生の頃は部活に励み、早稲田大学本庄高等学院の推薦枠を獲得するために勉強にも励み、当時は将来留学したいという夢を持ち、自分の強みは英語だと思い努力しました。早大本庄に入学できたはいいものの勉強についていけず留年に怯えていましたが、当時所属していた陸上部で自分の強みを見つけ、自分の中では誇れる結果を残すことができました。

高校3年の2月の引退試合の駅伝の際、アンカーを任された私が出走前にコーチに「期待しているよ」と言われ、自信を持って「期待していてください」と言えたこと、今でもよく覚えています。現在の私からするとそれほど自信を持てたことがあるなんてとても羨ましいと思います。
当時の私にはちゃんと「自分の強み」があって、それをちゃんと分かっていて、それをちゃんと表現できていました。

大学2年の現在の私には何もありません。大学の単位だってボロボロ落としてしまうし、同期のマネージャーは様々な活動をしている傍で自分は立ち止まっていて、将来の夢も、自分がどんな職業に就いてどんな人間になりたいのかも、「自分の強み」は何なのかも今は見失ってしまっています。私の周りの人がこんなにも輝いているのに私は立ち止まって何をしているのか。
このままここから動き出せず立ち止まったままでは、きっと私はこの大学生活を一生後悔したまま生きることになるでしょう。まだ大学2年ですが、もう大学2年です。モタモタしていてはあと2年少しなんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。そんなのは絶対に嫌です。

「自分の強み」を見つけることは簡単そうに見えて意外と難しいことなのかもしれません。

しかし、上記のように私の周りには輝いている人がたくさんいます。それはきっと幸せなことで、恵まれた環境に身を置いています。この環境をどう活用するかは自分次第。
大学を卒業して社会人になったときに、
現在の私のようにネガティブな回顧ではなく
ポジティブな回顧ができるよう、
大学の頃は良かった、大学の頃も良かった、
大学時代があるからこそ今の私がいる
と胸を張って言えるよう
「自分の強み」を理解し、それを存分に発揮できるよう
私は今日も「自分の強み」を自分に問いかけます。


私の周りの人たち、輝いていてくれてありがとう。みんながいるから私も頑張ろうと思えます。気付くのが遅くなってしまったけれど、今のままでは駄目なことを、私の周りのみんなが教えてくれました。


なんだか、私の思っていることをつらつらと綴ったまとまりのない文章になってしまいましたが、これが今の私の等身大です。


最後にはなりますが、いつも私たち早稲田大学ア式蹴球部を応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。私は東伏見に訪れたOBの方々や、会場に駆けつけ応援してくださる保護者の皆さまとお話しをする時間が好きです。皆さまからのお声がけや暖かいご支援は私の頑張る原動力の1つです。これからもどうぞ早稲田大学ア式蹴球部のご支援宜しくお願い致します。


高原 歩希(たかはら ほまれ)
学年:2年
学部:文化構想学部
経歴:美里町立美里中学校→早稲田大学本庄高等学院


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?