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「ありがとう」 2年・上川琢

「ありがとう」という言葉はとてもありふれた言葉で、誰もが言われたらほんの少しは
嬉しいと感じる言葉です。

自分はこの「ありがとう」という表現を普段から使うように心がけています。

例えば、横断歩道を歩こうとしたときに車が自分のために一時停車をしてくれた時に「ありがとう」という意味で会釈をしたり、どんなに些細なことでも相手に対して「ありがとう」と言っています。

また、恵まれていることに自分が公式戦に出場してもしなくても、試合会場が遠い場所でも母親がスタンドから応援してくれているので自分が出場した試合のキックオフ前後のスタンドへの挨拶は真っ先に母親を見つけ、目を見て挨拶をします。

なぜ、自分が心がけているかというと相手がしてくれたことに対しての感謝の意思表示をすることで受け手がして良かったなと思え、お互いの気分が良くなるからと考えたからです。

最近、「ありがとう」に関してとても嬉しいことがありました。

それは自分がキャンパスでの授業を終え、西武新宿線に乗り東伏見まで帰るまでに起こったことです。

高田馬場駅から電車に乗った時に座席がひとつだけ空いていたので、座っていたら次の鷺ノ宮駅に到着した。そうしたらおばあさんが乗ってきたので、「席どうぞ」と声を掛けて席を譲った。
ドア付近で東伏見駅に着くまで待っていたら、武蔵関駅でそのおばあさんが下りるためにドア付近まで近づいてきて自分に対して「さっきは席譲ってくれてありがとうね、助かったよ」と言って、電車を降りていった。自分はそのたった一言で残りの1日をとても気分良く過ごすことが出来ました。

ありがとうと言うことを心がけていたが、ありがとうと言われるとやっぱり嬉しいなと実感することができ、これからも言っていくことを続けていこうと思えました。

自分には好きな言葉があり、それは「笑う門には福来る」です。

これは持論ですが、ありがとうと言うと人は自然と笑顔になれると考えています。

笑う門には福来るという言葉は、「いつも笑いが絶えない人には、幸運が訪れるということ」という意味があり、また「笑う」ことはストレスの解消や免疫力向上になるなど健康にも良いことが多くあるそうです。

常に笑顔でいることは難しいですが「ありがとう」というと笑顔にもなれ、少なからず幸福になれるのではないでしょうか。

皆さんも、家族や友人、大切な人や、二度と出会うことのない見知らぬ人に対して、「ありがとう」という言葉を心がけてみてください。

そうしたら、普段の日々が少しだけ明るく楽しくなると思います。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。


上川 琢(かみかわ たく)
学年:2年
学部:スポーツ科学部
経歴:湘南ベルマーレU-15平塚(海老名市立海老名中学校)→湘南ベルマーレユース(神奈川県立伊志田高校)

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