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「リスタート」 4年・蓮川雄大

多くの皆様、
長い間本当にお世話になりました。
5回目の部員ブログになります。
蓮川雄大です。


3歳の頃、幼稚園のサッカークラブで始めたサッカー。楽しいだけの遊びがいつの間にか自分の中心になり、受験から生活から、サッカー活動を第一に考えて選択をしてきた。

プロサッカー選手になりたい。

いや絶対なるんだ。

小さい頃抱いた夢のおかげで、
約20年間もサッカーを続けることができた。

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いよいよア式蹴球部での5年間が終わろうとしている。

度重なる怪我でプレーすらできない長い時間、
1年掛かりの怪我の連続は、気持ちを保ったり自分をコントロールすることをとても難しくした。
どれだけ考えて時間を捧げても報われない。
努力は報われるなんて嘘だとも思ったし、
努力の向きに正解がないだけに、
悩み続けた。

でも、それらは全て過去のこと。

不思議なくらい今の自分に後悔や悔いはない。

燃焼し切ったから。
やり切ったから。
思う全てに全力で取り組んだからだと思っている。

長い時間と出会いのおかげで、新たな世界や価値というものにも目がいくようになった。
ピッチの中だけではなく、
ピッチの外の景色もとても広かった。

自分はプレイヤーとしてではなくサポートする側の方が向いているのではないか…。
最近ではそう思うことも多くなっているのは事実だ。

向き不向きはある。
やりたいことばかりにこだわらず、
自分に向いていることや得意なことで勝負し始めるのもいいな…。
こんなことも考えるようになった。

自分と向き合う時間が多かった分、
考え、学んだことは、多かったように思う。

思い通りにならないことなんて、これからの人生で山程ある。
大切なのは、
状況に合わせて変化すること。
対応すること。
適応すること。
そのための努力を試行錯誤しながら楽しむこと。
ダメならまたトライすること。
そう考えるようになったことが、自分の一番の変化だった。

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夏からは、就職活動とチームのために自分は今何ができるか。それだけを考えた。自分のサッカー人生の集大成でもあると思いながら過ごしてきた。

そんなサッカー中心の生活も残り5日。
チームの残留のために死力を尽くす。

そして、11/23に早稲田大学の聖地・東伏見で
残留を果たし、早稲田大学ア式蹴球部に関わる全ての方々と喜びを分かち合いたいと心から思う。

早稲田大学に入学して本当に良かった。
心からそう思い卒業できることに感謝します。


来年から新たな人生が始まる。
ここからが本当のスタートであり、
これからも自分らしく歩んでいきたいと思う。


そして、こんな自分を応援してくれた全ての方々、本当にありがとうございました。
応援してくれる方々がいたからこそ、
何度も立ち上がることができました。
新たな環境に進んでも、どんな困難も乗り越えていきたいと思います。

ありがとうございました!


最後に、
23年間、苦楽を共にした家族には本当に感謝しています。
どんな状況の時でも、
背中を押してくれました。
そんな家族を私は誇りに思っています。

そして、私の弟・蓮川壮大は必ずプロサッカー選手になります。
私は最大限のサポートをこれからもしていくつもりです。
これからも兄弟で刺激し合っていきたいと思います。
皆さん、これからも応援よろしくお願いします。

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蓮川 雄大(はすかわ ゆうだい)
学年:4年
学部:スポーツ科学部
経歴:FC東京U-15深川(足立区立東綾瀬中学校)→FC東京U-18(東京都立江北高校)

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