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「自分を見つめて」 2年・髙橋佑太

平素よりお世話になっております。人間科学部2年の髙橋です。

今回ブログを書くということで、1年生の頃に書いたブログを読み返しました。1年の頃はこんなことを思ってたんやなー、まだまだ、未熟だったなー。今の自分はすこし物事を考えられるようになったなー。少しは成長できたのかなーと感じました。

早いものでもう2年生としてア式蹴球部で活動するのも残り約3ヶ月となりました。これまでを振り返るととても早かったなーと感じます。ついこの前までは1年だったのに、後輩ができ、ついこの前までは夏休みだったのに、後期の授業が始まり、とても充実していたのかなーと思います。1年生の頃は、この組織の大きさに圧倒され、なんとなくついて行っただけでした。チームは優勝しましたが、自分は本当にこのチームの一員なのだろうかと思いました。一方、今年は仕事の引き継ぎがあり、すこし心に余裕ができ、少しずつ自分と向き合う時間が増えました。そんな中で本を読むことを始め、その中で自分が印象に残ったことをこのブログで書きたいと思います。

今このチームでは、「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」をテーマにしています。チームに対して全員が主体的に取り組み、それが一体となってチームがひとつの方向に向かう。
そんな中で私は「スタンフォード式最高のリーダーシップ」という本を読みました。そこにはこう記してありました。

「We are the reader」(私たちは皆リーダーである)

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皆さんはリーダーとは、チームの上に立つ人間、また組織をまとめ上げる人間だと思っていませんか?
違います。組織を作る上で全員が主体的にリーダーシップを持って行動しないといい組織にはなりません。

ここで面白い話があります。
これは「看守役」と「囚人役」に分けた学生の言動を観察した実験の話である。単なる実験で当初は演じていただけなのに、いつの間にか「看守役」の生徒は強権的になり、「囚人役」の生徒を厳しく威圧するようになっていったというものです。つまり、人という生き物は与えられた立場や性格のみで変わってしまうものである。誰が組織の一番上に立ったとしても、できてしまう。その程度である。だから、誰もがリーダーとしての能力を持っていると言える。

私は今まで「リーダーとして自分は向いていない」。ずっとこう考えていました。だから自分の意見をなかなか言えず、「誰かがやってくれるから」、そう思ってしまいました。そんな状態でサッカーをやっていても自分のプレーを表現できず、周りからの指示を聞くだけのプレーしかできず、なかなか納得のいくプレーができませんでした。ア式蹴球部には良いお手本がたくさんいます。例えば、みんなの前で自分の意見を発言し、周りに影響を与える人、試合中にポジティブな声を出し続けチームを鼓舞する人、誰ともコミュニケーションをとり多くの人と関わる人、ひとつの武器を磨くために誰よりも努力する人など。これらの人は全てリーダーシップを持っているリーダーであると思います。

では自分には、何ができるか?
ここでいつも自分は、人と比べてしまう。これはできるけど、相手の方が優れているから。自分がやるべきでない。この人には勝てないのではないか?人間は弱いものです。
人と比べない。なぜならわたしとあなたはもともと違う人間であるから。あなたがどんなに優れていたとしても、もっと優れた人がいるから。必ず自分が勝っているものがあるから。自分には自分の武器があるはず。できることがあるはず。他の人に影響を与えられる。

そのために行動を起こさないといけない。本を読んで考えたって、行動に移さなければ、何も変わらない。行動に移して初めて、変化が生まれ成長につながる。しかし、この変化を起こすことが難しい。なぜなら人に見られるから。何か言われるから。自分は昔から髪の毛を切ることが嫌いだった。だって、次の日学校の誰かに何か言われるから。評価されるから。でも、そんなこと気にしていてもしょうがないと気づいた。だって、人はそんなに自分のことを気にして見ていないから。人は他人のことをそんなに気にして見ていないから。大切なのは他人からの評価ではなく、自分が変わったという事実だから。

4年生が就職活動をしていく上で、自己分析という言葉をよく耳にしました。そこで自分も自己分析をしました。
・他人に流されやすい
・他人からの目を気にする
・自分に自信を持てない

出てくるのはマイナスの自分ばかり。自分の誇れるものってなんだろう。とても難しい。
「自分を知らないと、人のことも深く理解できない。だから自分を知ってその知識や経験から他者を理解しなさい」
この本に書いてありました。もし私が自分を理解し、他人を理解することができたなら、サッカー選手としてもひとりの人間としてももっと大きくなれるのではないだろうか。また主体的に取り組むには、自分がどうなりたいかという目標が必要である。

・自分を理解し、他人に誇れるものを増やす
・自分で考え、それを行動に移す・変化を起こす

まとまりのない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
後期もラストスパートに入りましたが、頑張っていきます。


髙橋 佑太(たかはし ゆうた)
学年:2年
学部:人間科学部
経歴:岐阜市立岐阜清流中学校→岐阜市立長良高校


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