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一緒に働きたいのは「自走」できる人【鳥井×くいしん3/5】

もとくら編集部インターンの小山内です。Waseiコーポレートサイトに掲載されているの社員インタビューの全容を引き続き公開しています。

話し手は弊社代表の鳥井と編集部のくいしん。

聞き手は、コーポレートサイトをつくってくださった株式会社Lucky Brothers & co.下津曲 浩(しもつ)さんです。

第2回では、鳥井さんとくいしんさんにとって、「メディア」はどんな存在なのかを語っていました。くいしんさんは、「メディアをつくることに今いちばん力を注ぎたい」とお話ししていますが、結局のところメディアづくりって何が面白いのでしょう?


人の心を動かせることがメディアの楽しさ

しもつ ここまでメディアに対するふたりのスタンスを聞いてきましたが、メディアをつくるって、結局どう面白いんですか? 中でつくっている人が何に面白さを感じているのかと言うのは、結構気になります。

鳥井 うん、本当ですね。何だろう。

しもつ みんなが知らない情報を発信することですか?

くい なんとなくゴールはわかっているんですよ。そのゴールは「人の心が動くこと、そして自分が、人の心が動いたって実感できること」なんです。それが雑誌やテレビ、ラジオ、ウェブメディア全部含めてメディアの役割だと思います。

僕自身がお笑い番組や音楽雑誌から影響を受けて、いろんなものが積み重なって今の自分があると思うんですけど。情報を受け取るその人のひとつの要素を構成することがメディアはできるし、そこに面白さを感じます。

しもつ なるほど。たしかにメディアの蓄積って、人を構成する要素になれますよね。メディアとはまたちょっと違いますけど、鳥井さんのブログ『隠居系男子』はどうですか? 鳥井さんを語る上で欠かせない要素だと思うのですが、隠居系男子に対する期待や今後どうしていきたいとか、ありますか?

鳥井 あのブログを打算的にやっていく気はしないですね。隠居系男子は日々の気づきを蓄積したいっていう思いでやっているので、これからも淡々と続けばいいのかなと思っています。だから、自分にとって必要なものではあるんですけど。

しもつ いつかはドメインを譲る、というお話もしていましたよね?

鳥井 あっ、それは本当に考えています。30歳になったら「男子」はもうきついなと思うので、それくらいのタイミングじゃないですか?「隠居系おじさん」は考えてますよ。その後はただの「隠居」にしたい。

しもつ 本当に隠居するんですね、そのときは。

鳥井 それが綺麗かな、ストーリー的に。

くい 絶対しないですよね?(笑)。


自走できる人と一緒に働きたい

くい 話は変わるんですけど、しもつーや鳥井さんは、「会社の規模をどのくらい大きくしたい」とかはあるんですか?

(※しもつさんは、ご自身の会社、株式会社Lucky Brothers & co.の取締役)

しもつ 5年後とかで言ったら、30人ぐらいですかね。

くい あっ、そんなにめちゃくちゃ豪速球(急成長)じゃないんですね。

しもつ なんか僕、わかってきたんです。会社を急拡大するときって、ある程度妥協が入ると思うんですけど、それが自分的には無理だなってわかりました。

鳥井 つくりたいものを愚直につくらなきゃ当たらない時代じゃないですか。そこで自分の目がかかってないところがあったら、たぶんもういけないと思う。少し前の世の中だったら、マーケティング的な考え方で何かしら世が求めてるものを出せばそれなりに会社は大きくなったっていう時代だったと思うんですけど、今ってそうじゃないと思うんです。だから自分の目がかかるところ、30人規模がちょうどよく感じる気持ちはすごくわかります。1クラスぐらいですよね。

しもつ 今後、どういう人と働きたいとかあります?

鳥井 どういう人と……そうですねぇ、

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