もっと海外取材がしたかった「こけし」@フィンランド
海外でのリモートワークも、丸3ヶ月が過ぎようとしています。もうこのスタイルに慣れました。え、ていうかなんで週5日同じオフィスに通わなきゃいけないの? どうも佐野です。(くいしんさん風)
最近はMacを持ちだしてのカフェ作業にも飽きてしまって、青空作業や、またはもうMacは家から一歩も持ち出さず、家の外では仕事しない、というスタイル採用が主流になりつつあります。あぁしかし、デンマークやスウェーデンの図書館での仕事は最高でしたね……。もう一度行きたい。
さて、タイトルの件ですが、「もっと海外取材がしたかった」です。本当に。
海外旅って、やっぱり本能むき出しなので(生き死にが関わるアジアでは特に)、自分のアンテナに引っかかるもの、引っかからないものが明確なんですね。
で、今までじつは結構取材を諦めてきました。ラオスのルアンパバーンという古都に移住した女性や、東日本大震災後にミャンマーの首都に移住してNPOを立ち上げ、現在では現地雇用を生み出すまでに至った女性、クロアチアの日本語教師の女性や、オーストリアの歌手志望の女性、などなど。取材してくればよかったじゃん、という話ではもちろんあるのですが、私、思ったよりも日本から仕事を持って渡航したようで、今持っているものだけでも手いっぱいなところが、正直ありました。
なので、本当に取材はしたかったのですが、取材するとなると、取材依頼から事前調査、当日の準備から後日の音声・画像処理、お礼連絡や記事作成、修正などなど、やるべきことが1セットになってどどん、と乗っかってきます。
私が今回の旅で訪れた国は、全部で15カ国。取材は半分に満たない8カ国ほどでした。不服ですが、仕方がありません。力量不足です。反省します。
さて、そんな旅の中で、「くおおおおおおおおお! まじか! こんなひとがいんのか! 海外!!!!!!」となったのが、現在いるフィンランドでした。一番テンション上がりましたね。
なんでかって?
こけし作ってたからです。フィンランドで。
美しい街並み、次々に現れる教会や美術館、コーヒーやシナモンの香りに、広場から聞こえる生演奏の音……
に混じって、こけし(チックな置物)
「え?」ってなりました。二度見しました。
しかも、こーんななんつーかしゃれおつなショップの棚に並んでるんですもん。しかも、え? よく見るとなんか様子がおかしい……うーんもしかしてこれ
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