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【#君は心ふるえているか?】小松﨑編|まさか海外でインタビューできる日が来るとは……!

「〝君は心ふるえているか?〟をテーマに書いてみませんか……? 立花さんとタクロコマさんの話、私が読みたいと思っているんですよね」

小山内さん、ありがとう。

これは、編集MTG中の一コマです。

その一言をきっかけに、みんなで「新・灯台もと暮らし」のコンセプトである「君は心ふるえているか?」をテーマに、自由演技をすることになりました。

今日はタクロコマこと小松﨑が、たちばなさんに続きます。

立花さんのnoteはこちら:ホンモノはどこにある?


* * *

ベルリンで生活しはじめて、いちばん心ふるえたことってなんだろう?

まだ半年しか経っていないけれど、それはもうたくさんのことが思い浮かんできます。

整理すると、日常の体験すべてのこと(おもに人と本と映画)と対話するなかで、自分のなかにはまだ存在しなかった言葉や、信じたい考え方との出会いが、心ふるえるきっかけになるみたい。

「これこれ!これだー!」って、心が叫んでいる、その振動が足先や指先まで全神経を伝って響いてくる。

そういう体験を、心ふるえるということなのかなと思っています。

いまの僕はWaseiや「灯台もと暮らし」をつうじて出会ってきた人たち、体験したことをとおして、心ふるえた積み重ねでできていると言っても過言ではないと思います。

たったいま原稿を書いているMaiaさんにお話を聞いていた時も、ゾワゾワってきましたよ。

テラスでお話を聞いていたら、突然ぱらぱらと雨が降ってきたんです。

「場所を移動しますかねえ」みたいな話をしながらも「まさか海外でインタビューできる日が来るとは……!!」って、内心はもうめちゃくちゃ心高鳴っている。

Maiaとやりとりできているその現実に、自分のできることが増えたような気がして嬉しかったんだと思います。

もちろん、そのあとも心は共鳴していきました。

理由は2つあります。

1つは、これまで「灯台もと暮らし」で出会ってきたような人たちの価値観と、Maiaのそれが、考え方は違えども、距離は離れていようと、繋がっていると強く思えたから。

そう!もとくらでやってきたことは、世界にもつながっているんだなと心の底から思えたんです。

2つ目。海外でのインタビュー取材は初体験で、けっこう行き当たりばったりで、ドキドキです。

原稿を書くのもてんやわんやなんですけどね……!

メールのやりとりではディスコミュニケーションし、取材の前日にMaiaの家に訪ねるという軽い失敗もしています。

でもね、その行き当たりばったりな感覚は、「灯台もと暮らし」を立ち上げるべく2014年の暮れに神山町へ取材に行った頃と似ているんですよ。

ほんのわずかな人との関係性を頼りに、ほとんど直感で動いていった先に、人との出会いがあります。

その感覚を、編集部内でも100パーセント理解してもらうことはむずかしいんだなとわかった時に、ちょっとさみしくなりました。

だからこそ自分の心の動きをわかってもらえるように、どんなふうに表現するといいのか? 相談と工夫をしていきたいと思います。

東京、下川町と、それぞれが違う場所で過ごしていると、そういう感覚の共有のむずかしさもあると思うから、みんなで意識してシェアしていきましょうね。

なんだか進捗のシェアみたいになってしまいましたが、次回は小山内さんです!

お楽しみに。

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