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【小山内のインターン記#6】はじめての地方出張〜宮崎県小林市〜

本日も一日おつかれさまです。
もとくらインターンの小山内です。

ご存知の方も多いかと思いますが、これからの暮らしを考えるウェブメディア「灯台もと暮らし」がやっている地域特集では、編集部が地方に足を運んで、現地の人たちを取材し、その場所で暮らしをつくっている人たちの生の声をお届けしています。

インターンの身ながら、「いつかは地方出張に〜」と夢見ていた私。なんと、つい2週間ほど前に宮崎県小林市に出張に行かせていただきました。出張メンバーは、くいしんさん・タクロコマさん・小山内。なかなか賑やかそうな顔ぶれですね。

今日は、そんな宮崎県小林市での地方出張の様子を公開します。もとくらの地方取材の裏側に興味がある人はぜひごらんください!
(↓羽田空港にて)


小林市到着

羽田空港から約2時間。鹿児島空港に到着した一同は、レンタカーで宮崎県小林市まで向かいます。

(↑車内から見える小林市)
車を走らせて行くとどんどん大きく見えてくるこの山々が、「霧島山」。鹿児島県と宮崎県の県境にある活火山の総称です。「取材まで時間があるのでちょっと観光しましょう」とタクロコマさん。霧島山に吸い込まれるように一同が向かったのは…

生駒高原。
麓に広がる高原で、春には菜の花やポピー、秋にはコスモスが高原一面を埋め尽くすのだとか。想像するだけで天国のようですね。

生駒高原からは小林市の街並みを見渡すこともできます。小林市の人たちはこんな素敵な自然と暮らしているのだな、と思うと少し羨ましくなりました。

自然とたっぷり遊んだところで、


いよいよ取材へ

小林市役所地方創生課の柚木脇大輔さんと深草由樹さんに案内され、小林市の文化会館へ向かいます。柚木脇さんと深草さんは年末の灯台もと暮らし大忘年会へもご参加くださいました。(【イベントレポ】灯台もと暮らし大忘年会〜小林を選んでくれたひとがたくさんいるって気づけた〜(2/3)

今回取材させていただいたのは、小林市地域おこし協力隊のおふたりの男性。※取材内容は後日「灯台もと暮らし」に掲載

取材を終え、初めての地方取材で緊張していたインターン小山内はホッと胸をなでおろしていたのですが、そんな小山内とは裏腹に、


先輩たちは、

「木遊び」していました。


これは「子供用」の遊具で木のボールが敷き詰められたボールプール。自然に囲まれた小林だからできる新しい遊具の提案だと言えるでしょう。

そしてこのボールプール、もちろん親子で遊ぶという想定では大人が中に入って遊ぶこともあると思うのですが、大の大人(しかも男性)ふたりがこうやって遊んでいるのを見るとインターン小山内は少し複雑な気分であります。(とにかくプールに隙間がない)

気を取り直して小林の皆さんと編集部一同は、夕ご飯へ。焼肉屋さんへ向かいます。

お肉がキラキラしています。

やはり日本一の和牛の生産地、宮崎で食べるお肉は絶品です。
美味しいお肉を食べ、飲み、語らい、楽しくなった一行は流れるように2次会へ。

小林のスナック街にはイクスピアリにありそうな外装のお店や小道があったりして、とても新鮮でした。スナックで小林の皆さんとカラオケをして、ホテルに戻り1日目は終了。


そして2日目

二日酔いで若干頭が痛い状態で7時に起床。小林市で毎月第2日曜日に開かれる『こばやしマルシェ』に向かいます。マルシェとはフランス語で「市場」を意味する言葉。地元小林にあるさまざまなお店が、月に一度、こばやしマルシェという形で広場に集まるのです。

開催場所は、小林市文化会館前。老若男女の小林市民で賑わっています。

このマルシェには、以前灯台もと暮らしで取材した方々も出店しており、実際にこの街で暮らして、自分たちで作った商品を販売するその姿を見ることができました。

(手前の女性、瀬尾絵美さんは、元地域おこし協力隊で、現在は「emies」というブランド名でお菓子を販売する傍ら、テルミー療術も行なっています。右に写るのは、同じく元地域おこし協力隊の田地さん)

【宮崎県小林市】理想の暮らしのためのスタートラインに立ち、いま思うこと|元・地域おこし協力隊 瀬尾絵美

(こちらは田地さんの畑で作られた野菜。田地さんは畑をやりながら養蜂をされています)

【地域おこし協力隊】ミツバチと触れ合う体験を作りたい。定住に向けて養蜂と農業に取り組む|宮崎県小林市・田地祐造

(勝本さんは事業者さんの商品開発や販売促進という形で、地域の農と食にかかわる活動をしています。)

【地域おこし協力隊】地域の若者と一緒に仕事をしよう|宮崎県小林市・勝本哲也

※このカレーを作られていたシェフの方にも編集部は取材しました。

こばやしマルシェでの取材を終え、飛行機の出発まで時間があったので、もう少し小林を満喫しに郊外へ。小林文化会館から車で約20分、向かったのは磁器工房「庸山窯」

オーナーの庸山さんも以前もとくらで取材させていただいた男性です。庸山さんといえば、その芸術的な作品がとても有名な陶芸家の方なのですが、一同が今回目をつけたのは、


馬です。

そうです。庸山さん、まさかの馬を飼っていました。しかも2頭です。「餌あげてみます?」というお言葉に甘えて、牧草をあげさせていただきました(もはや柵に入っている)

(↑馬に話しかける小山内)
そんなこんなで、午後16時。私たちを迎え入れてくれた温かい小林の人々と、豊かな自然へのしばしの別れに名残惜しさを感じつつ、初の地方出張を終え東京に戻ったのでした。


宮崎県小林市への地方出張を終えて

今回、初めての地方取材だったのですが、地方ほど実際に足を運んでみないとわからないような、語られていない美しさがたくさんあると感じました。たとえば小林は星がとても綺麗だったのですが、それは写真に残すことも文章でその空の美しさを表現することもなかなか難しいことです。小林に行かなければ、わからないことの一つだと思います。

また、「こばやしマルシェ」では、こばやし市民の異業種同士の繋がりをなんども見ました。そこで、私も故郷秋田を振り返って見たりしたのですが、地元の企業さんだとか誰と誰の繋がりでできているイベントやお祭りだとか、何も知らない自分がいることに気づきました。18年間秋田県能代市という町で育った私は、小さい町ゆえに「地元のことはなんでも知っている」気持ちになっていましたが、じつはそうではなく断片的に見てきたものを「これが地元の全てだ」と思っていたのだと、今までの自分自身の地元への見方を振り返ります。

小林市役所地方創生課の柚木脇さんがおっしゃっていたのは、「地元のことを知るならまず、地元の経済活動に参加する」ということ。確かに、ただ消費しているだけでは見えてこない地元との本当の意味での関わり方というのは、経済活動を通して見えてくるものかもしれないと思いました。長期で実家に帰る機会があったら、地元でアルバイトでもしてみるのもいいのかもしれない、そんなふうに帰りの飛行機では思ったりしたものです。


※今日の記事は全編無料公開です。続きはありません。誤って単品購入しないようお気をつけください。

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