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【ぼくらの就活#8】平野太一さんに聞く!海外のボランティア活動を通して、自分自身に目を向けるようになった

こんばんは、インターンの小山内です。本日は久しぶりに、【ぼくらの就活】をみなさんにお届けします。

 「ぼくらの就活」とは?
大学生活の一大イベントである就活は、今後の人生を左右する第一歩だからこそ、個々人の中にある悩みも多種多様だと思います。そんな就活は、「ある時期になると一斉にエントリーをして、だいたい同じ時期に内定を取る」「何十社という会社を受けて何十社と落ちる」というようなスタイルが王道として、何年も受け継がれてきたように思います。

しかし、終身雇用制が機能しなくなり、転職をすることが当たり前になった時代に、就活の王道もひとつではなくなっているのでは?という疑問が浮かびました。この企画では、様々なバックグラウンドを持つ社会人の方々に「自身の就活」を振り返ってもらうことで、「どうすれば自分自身が納得できる就活ができるのか」について、私たち大学生がもう一度考えるきっかけづくりができればと思っています。

これまでのインタビューはこちら↓
【ぼくらの就活#1】鳥井弘文に聞く!「だから僕は中国へ行ったんです」【ぼくらの就活#2】鳥井弘文に聞く!「過程にこそ納得感を持つことが大切なんじゃないか」
【ぼくらの就活#3】最所麻美さんに聞く!「人が集まってくる場所を作りたかった」
【ぼくらの就活#4】最所麻美さんに聞く!「もう一回就活をしたいくらいです」
【ぼくらの就活#6】タクロコマに聞く!内定があっても休学をした理由とは?
【ぼくらの就活#7】タクロコマに聞く!インターンを通して大学生に伝えたいこと

今回、お話をお伺いしたのは株式会社BAKEで働く平野太一さん。現在は、BAKEの運営するお菓子のウェブマガジン「CAKE.TOKYO」で編集、ライティング、写真撮影を手がけています。そんな平野さん、大学卒業後はインターン先の会社であったWantedly,Inc.に入社。2015年にローンチされた「WANTEDLY JOURNAL」でも記事を書かれていたのだそう。学生の頃から現在にいたるまで書き仕事を続ける平野さんの、就職活動についてお聞きしました。

書き仕事を始めたのは大学生の時から

小山内 平野さんとは「スチーブ友の会」で初めてお会いして、その場で取材をお願いさせていただいたんですよね。私はもともと、平野さんが編集を手がける「CAKE.TOKYO」を知っていました。素敵なお菓子メディアですよね、特に「おいしいには、ストーリーがある」というコンセプトに共感しています。

平野 ありがとうございます。BAKEで働き始めてから1年半くらい経ちましたが……でも今日は、就活のお話をするんですよね?

小山内 はい、平野さんの学生時代、就職活動についてお聞きしたいと思っています。BAKEは平野さんにとってふたつめの会社で、最初はWantedlyに入社されたんですよね?

平野 そうですね。

小山内 Wantedly、就活生はけっこう使っていると思います。私も、大学3年生くらいのときに登録しました。平野さんはたしか、Wantedlyが運営する求職者向けウェブメディア「WANTEDLY JOURNAL」でもインタビュー記事を書かれていましたよね。

平野 WANTEDLY JOURNALは社会人になってからなんですけど、学生時代はWantedlyで企業の募集要項の作成代行、採用事例のインタビューをしていました。

小山内 ということは、平野さんがどうして「書く」ようになったのかは、学生時代までさかのぼるのですね。 順番に学生時代から、Wantedlyに入社するまでの経緯をお聞きしてもよいですか?


自分に目を向けるようになったのは、遠くのものを追いかけたから

平野 はい、まず学生時代、ぼくは関西大学の経済学部に通っていました。生まれは静岡県の清水というところ出身なんですけど、受験で地元の大学に落ちてしまって関西大学に進学しました。

最初は、慣れない関西弁がちょっと怖かったので細々と生きようと思い、ずっと標準語で過ごしていたんです(笑)。だけど、たまたま隣の席で授業を受けていた大分出身の男の子と仲よくなって、そしてぼくはなぜか大分弁になりました。

小山内 大分弁に(笑)。

平野 その大分の子からどんどんつながって、友達の輪が広がったり授業でも人と繋がりをもったり、普通に大学生をしてました。それで、大学1年生のころ何かサークルにも入ろうかなと思ってたまたま見つけた国際ボランティアサークルに入りました。国際協力という真面目なことをやりつつ、面白い人たちが多かったので、その場で入ることに決めたんです。

小山内 いいですね、国際ボランティアサークルでは主にどんなことをしていたのですか?

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