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【もとくらデザイン室#11】こうやってイベントはつくられた。アートディレクションの流れ

こんばんは!おぎゆか(@ogiyk_)です。

先日3年ぶりに海外にいきました。街あるありふれたカフェや雑貨屋さんの洗礼されたクリエティブの高さに刺激を受けつつ、何を食べてもおいしい! と感動しつつ、大きなトラブルに見舞われることなく無事戻ってきました。

さて、前回イベントでつくったもののご紹介をしました。今回はそのイベントの編集後記のような、体験記のような、意外と語られることは少ない?イベント開催までの流れをお話したいと思います。

前回のnote :
【もとくらデザイン室#10】2月25日に開催した「もとクラフト」。イベントをデザインしてみた!

企画を考える&作戦会議

当たり前ですが、まずはどんなイベントにするのか企画を考えるところからはじまります。

今回は移動する編集部の取り組みの一貫でのイベントだったので、”毎回別の場所で開催される”というのが特徴でした。また、前々から自分の手をつかって体験できる”ものづくり”が好きだったこともあり、それテーマにすることにしました。詳しくはこちらの記事で書いています!

その場所の特色を織り交ぜながら”ものづくり”するのって面白そうだな、とぼんやり考え【ものづくり × 場所 × イベント】という軸で企画を考えていきました。

地域に根ざした作家さんにお願いする、その地域のものをつかってものづくりをする……などいろいろアイデアがあり、今回いろいろなご縁があり講師は刺繍作家のkanaさんに依頼できることになったので、後者で企画を詰めることにしました!


都内某日、企画作戦会議。kanaさんは今まで作ったピアスなどの作品をたくさん持ってきてくれました。どれもかわいい……!

今回のイベントの趣旨を話し、どんな刺繍のワークショップにするか話しあいます。
・移動するという文脈で奥浅草にほど近い、浅草橋はビーズの問屋街なのでそこのビースを使ってアクセサリーをつくりたい
・世の中的には大ぶりのアクセサリーが人気らしい
・幾何学模様ってかわいいよね?

などなど、楽しく女子会……ではなく、その場で調べつつアイデアをだしつつ企画を具体的にしていきます。

企画は【浅草橋のビーズをつかったゆれるアクセサリー】という方向で決まりました! そして数日後、kanaさんから早速サンプルの写真が届きました。何度でも言うけど、かわいい!!!

講師の方をしる!刺繍作家kanaさんって?

先ほどから名前があがっている刺繍作家のkanaさん、深夜枠を見てくれている方はそろそろお馴染み?日本酒が好きな刺繍のお姉さんです。(違う)

染色・刺繍を用いた作品や立体刺繍のアクセサリーなどを制作・販売をしています。都立大学にあるメーカーズベースで立体刺繍のワークショップも毎月開催しています。またガールズアートユニット図工女子の一員として、渋谷パルコ、丸ビル、中野ブロードウェイ「Hidari Zingaro」他、展覧会多数参加。今年5月には東京で個展を開催される予定です。

公式サイトはこちら:
https://www.kanaodachi.com/

となんだか、経歴だけみてもものすごい事が伝わってくる刺繍作家さん。カラフルな刺繍糸をふんだんにつかった作品が特徴的です。今まであまり認知度されていなかった刺繍のスタンプワークという技法に着目し、立体的にアクセサリーをつくるワークショップを展開しています。

GWには東京で個展も開催される予定です!要チェック。

もとくらでもインタビュー記事があるので、気になる方は読んでみてください〜!

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